携帯電話の新料金プランと新サービス

つびやき半分になりますが、ドコモとauの新サービスプランいついてコメントしたいと思います。

またバカなことを...
というのが率直な感想です。

ドコモの「カケホーダイ&パケあえる」について
・コマーシャルではメリットしか強調しません
・電話がかけ放題になって基本料金が上がる→電話を使わない人、家族通話だけの人、LINE電話だけを使っている人、単なる値上げです。
・電話を使いまくる人、固定電話ではなく携帯電話を常用している人、お得です。使う人と使わない人の差が大きくなり不公平ですね。
・家族でパケット分け合える→家族丸ごと抱え込む作戦、家族一緒の契約なんてそんなにない、4人家族ぐらいでないとメリットなし、1人だったら単なる値上げ
・結局、単独でパケット料金を下げることができないし、利益を確保する必要があるので、損得がはっきりする
結論
・家族丸ごと長期契約かつ全員スマートフォンならメリットあるかな。とはいえ、パケットの使える量が減っちゃうよ
・1人で契約するのなら使えない
・ただし、電話を使いまくれば、めっちゃ得
注意
・カケホーダイのプランを選択できるのではなく、もれなく全員プラン変更、8月末までは旧プランも選択できるが9月からは新プランのみ
詳しくはHP等で確認してください。
予想
・最初は群がるが、あっという間に契約者は減っていく、せっかく戻りかけたのに、数年後にはプランの見直し
センターへの相談
・プランが分かりにくい、契約したが前より料金が高くなった、解約したい
→そんな苦情に対応するために勉強しておきましょう
NTTドコモHP
ホーム>料金・割引>新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」
https://www.nttdocomo.co.jp/charge/new_plan/index.html?icid=CRP_TOP_mainPR_new_plan
※ずっと以前の記事で通話がメインではなくパケットがメインになると書いたことがありますが、通話し放題で値上げする作戦出でましたね。

auの「wallet」について
auは料金値下げ等の価格戦略とは一線を画し、walletのカードで勝負してきました。
・「じぶん銀行」を思い出しますね。今回も滑り出しは好調だと思います。なぜなら、申し込むだけで1000円分のチャージが付いてくるからです。これもじぶん銀行のときと同じです。au得意の現金ばら撒き作戦です。auの体質そのままですね。変わってないです。MNPキャンペーンもauだけがしぶとくやっています。
・このau walletの最悪なところは、お財布携帯が使えないということですね。
それが使えると一気にランクアップするのですが、カードを複数枚所持している時代に、メインカードに対抗して追加で所持するとは思えないです。お財布携帯だけでも使えたら、エディ・ワオン・ナナコに十分対抗できると思うのですが。
・相談としては店員にすすめられるまま契約したが仕組みがよく分からない。
幸いなことにドコモと違って無料のサービスですので、いいがかかり的な粘着君の相談も考えられますね。
・また、これで消費生活相談の対象が増えました。じぶん銀行のときと同じく勉強しなければなりません。
「じぶん銀行」なんて、あまり聞かなくなったので知らない相談員もいるのではないでしょうか。
私が現職のときに相談員から「じぶん銀行」について聞かれましたが、私自身が「じぶん銀行」に入っていたので説明できました。
単なるふざけたあやしい名前ですから、うその銀行と思うかもしれませんね。
ちなみに私は三菱東京UFJ銀行への振込が無料になるので時々使ってます(じぶん銀行は三菱東京UFJ銀行系です)。
auHP
トップau >au WALLETau WALLET> プロモーションau WALLET キャンペーン・特典一覧
http://www.au.kddi.com/au-id/au-wallet/pr/campaign/?bid=we-dcom-walletlp-0002

さて、結局はソフトバンクがどう動くかですが、料金プランにはすぐに対応しますが、今回は変則的なプランですし、ドコモのおかしなプランに追随するとは思わないし、別のプランが出てくるでしょう。

せっかく、スマートフォンのLTEパケット使い放題プランが主流になって、分かりやすい料金体系になっていたのに、また複雑かつ、キャリアによって大きく異なるプランになるのでしょうか。

私は、すべてMNPしたところなのでまで2年ありますので様子見です。
おいしいプランが出そうだったら解約乗換もありかなと思います。
それと、au4台持っているので、4台ともwalletに申し込んで、合計4000円GETして、カードは引き出しに保管するパターンです。
カードが手に入ったら報告します。

※正確な情報は各自でご確認ください

(追記)
オプション解約に行ったら、その場でwalletカード発行の予約ができました。
実は契約者と使用者が同じでないとカードが発行できないとのことで、学割で子供が、学割家族で妻が使用者になっている分は無理でした。
したがって、12月に契約した分と4月に契約した分の2台だけカードが発行できますので、2000円ゲットです。
そんな思惑を知ってか知らずか、auの店員はカード発行予約をとても喜んでくれました。

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ITスキルアップ ネットのプライバシー問題について

センターにも、2チャンネルに個人情報が公開されている。悪口が書かれている。消したいのだけどどうしたらいいのか。
などの相談もあると思います。

ネットに個人情報が公開されるのは
①他人が悪意を持って公開した。
②他人が悪意を持たずに公開した。
③自ら自覚して公開した。
④自ら自覚していないが公開した。

だいたい、この4パターンがあると思います。
それぞれのパターンについて少しコメントしたいと思います。

①他人が悪意を持って公開した。
これは冒頭にも紹介したとおり2チャンネルに代表される掲示板に実名で何らかのネガティブな情報を書かれる場合です。2ちゃんねる自体がすたってきたので最近はあまり注目を浴びることが少なくなってきたと感じています。
正攻法としては、「プロバイダー責任法による法的対応」になりますが、裏技もあります。
過去ログ参照
2ちゃんねるの削除依頼掲示板 2012年9月12日(水)https://soudanskill.com/20120912/504.html
※最近は総務省でも、手続きについて体系化されています。

(重要)以下のサイトを一度は見ておいてください

総務省HP
総務省トップ > 政策 > 情報通信(ICT政策) > 電気通信政策の推進 > 電気通信消費者情報コーナー > 関係法令・ガイドライン
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/kankei_hourei-guideline.html
プロバイダ責任制限法
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律第四条第一項の発信者情報を定める省令
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律の図解PDF
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/top/pdf/zukai.pdf

プロバイダ責任制限法 関連情報WEBサイト
http://www.isplaw.jp/
「名誉毀損・プライバシー関係送信防止措置手続」など具体的な手続きについて様式や解説があります。

②他人が悪意を持たずに公開した。
最近、子供が何らかのスポーツ大会に出場するときに、申込書に、「結果についてHPや新聞等に公表されることに同意します」という条件があったりします。
HPに実名で公表されるとグーグルが情報を集めてインデックスして、名前で検索すると表示されるようになります。
大学の論文を書いたときの共著者については論文文献データベースにインデックスされるので、これも検索されます。
アドバイザー試験の合格者名簿(雑誌掲載分)も実名で公表されていたりします。
今の社会では、これらを避けることは不可能に近いことです。
公表されることを前提に考えておく必要があると思います。
また、犯罪の関係で新聞に掲載された場合は、ネットでも新聞社のオンライン版があり、永遠に消えないことになります(アメリカで問題になりました)。

③自ら自覚して公開した。
昔はHPや掲示板を持っていてもハンドルネームで運営したり書き込みしたりすることが多かったのですが、最近はミクシー、ツイッター、フェイスブックをはじめとしたSNSで実名公表していることもあり、もろに名前が出てくることになります。就職活動でも実名のフェイスブックが奨励されていたり、もはや、ネットは匿名から実名の時代に変わってきています。
さらに、ネットビジネスを手がける場合は、もちろん実名になりますし、普通の企業でもHPを持っていたら実名が出ることもあります。

④自ら自覚していないが公開した。
最近の若者は電話やメールではなく、LINEなどのSNSで連絡を取り合っています。ツイッターなどを使ったりするのですが、公開設定になっていても気にしないようです。
私も知り合いの女性がツイッターで彼氏とラブラブな状況を公開しているのを見つけたり、学校名がでていたり、彼氏とお泊りしていたり、プライベートが丸裸で心配もしました。今は承認限定になっていますが、ほかにも多くの人がプライベートな情報を公開されているという自覚がないまま書いています。まったく知らない他人が見るということを気にしていないのでしょうか。犯罪にもつながりかねません。ただ、これが今の若者のネットとの付き合い方になっているのかもしれませんね。
我々の年代では、日本人はプライバシーを気にする国民性といわれていますが、実は、逆に最もプライバシーを簡単に公開してしまっているのかもしれません。
自分で平気で公開しているのに他人が公開すると異常に気にしたりします。
このあたりの感覚も変わってきているのでしょうね。

まとめると
昔はネットで実名を公開することはタブーな時代でしたが、最近は実名で信頼できる情報を公開するという流れに変わってきています。
お互いが実名だと、うかつな言動もできないというメリットもあります。アメリカでは実名が主流のようですので、IT先進国に追いついてきたのかもしれません。
ただ、やはり日本ではプライバシーに異常に気を使う国ですので、一気にとはいかないと思います。
とはいうものの、現実にはインターネットで個人情報が丸裸になる(特に先に紹介した①~④がつながってしまうと)いうことは覚悟しておく必要があります。
ITを最大限活用してデメリットをはるかに上回るメリットを享受できるように使いこなせるようになっていく必要があります。

また、個人的には、就職活動にネットが欠かせない時代になり、かつ、フェイスブックなどをツールとして使う必要があることは、自分の子供たちの世代が、若いころからネットに実名を出すことになり、親としては不安です。それはまたITを使いこなせるようになることも意味します。使いこなせないと、何事にも不利になるかもしれません。
子供の世界でもネットを使う環境の有無によって格差が生まれてくるかもしれません。
貧困が親から子に引き継がれるように、情報格差も引き継がれてしまうかもしれません。

このような時代背景では、今までとは違う消費者トラブルや消費活動、消費者感覚となり、相談員としても、時代に合わせた消費者増を把握しておかないと、古い言葉で言えばジェネレーションギャップで相談者が考えてることがわからない状態になります。それでも、センターでは相談を受けなければならないので、そういう新しい消費者像についても、できるだけ、このサイトで取り上げて生きたいと思います。

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受取人確認配達サービス

クレジットカードや銀行口座を作るときには、必ず免許証等の本人確認書類が必要です。
これまでは店頭での申し込みが一般的だったのですが、最近のネット普及により、これらのネットでの申込が普通に行われています。
では、どのようにして本人確認するのでしょうか。
出会い系サイトなどは免許証の生年月日の部分等の一部を写真にとってメール送信するという適当な手続きのところが多いですが、カード関係は最終的にカードが自宅に配達されるときに、配達員が確認する仕組みになっています。
したがって、本人が受け取り、かつ免許証等を提示するわけです。
また、免許証等の番号も控えられます。
このようにして、ネットでの申込を簡便化するという方法がとられています。
銀行のほうはクレジットカードに比べて少し手間が必要なようです。

さて、『 ITスキルアップ ネットショッピング その2(クレジットカードの作成) 2014年4月23日』で、ポイント獲得目的でヤフー・ジャパンJCBカードを申し込むことについて書きましたが、実際にカードが届きましたので、そのプロセスを簡単に紹介します。
なお、公務員を辞めたので審査が厳しくなるかなと思ったのですが全く問題がなかったです。
5/3夜申し込み→5/7会社への在籍確認電話→5/11カード到着(佐川急便)・・・1週間とは早いですね

【Yahoo!カードからのお知らせ】Yahoo!カード審査終了 2014/5/8 11時

このたびは、Yahoo!カードをお申し込みいただきまして、誠にありがとうございました。
所定の審査が終了いたしましたのでお知らせいたします。
申込日時:2014年5月3日23時
申し込みカードの種類:Yahoo! JAPAN JCBカード

【Yahoo!カードからのお知らせ】Yahoo!カード送付 2014/5/9 11時

このたびは、Yahoo!カードをお申し込みいただきまして、誠にありがとうございました。
所定の手続きが完了しましたので、お客様のご登録のご住所にカードを送付いたします。

佐川急便HP
ホーム >サービス一覧 >受取人確認配達サービス(有償)
http://www.post.japanpost.jp/service/fuka_service/honnin/
特長
配達時、送り状に記載されている荷受人さまご本人の名前と住所を運転免許証など公的証書で確認し、事前登録いただいたパスワードと照合、もしくは公的証書の記号・番号、生年月日をカード決済端末機に入力して配達するサービスです。
免許証番号を入力していました。確か申し込んだときに免許証番号を入力したような記憶があるので端末で照合したのでしょうね(これが個人情報の侵害だという議論はここではしません)。
(参考)A4の表面と裏面の写真です・・・ちなみに中身は郵便用の封筒に入ってて、「ゆうメール」の表記があるので、郵便配達でも送付しているということですね。
260510-3 260510-4 260510-5

クロネコヤマトや郵便配達でも同じような「本人限定受取」サービスがあります。

ヤマト運輸
http://www.yamato-hd.co.jp/news/h20/h20_09_01news.html

日本郵便HP
日本郵便トップ > 郵便 > 本人限定受取
http://www.post.japanpost.jp/service/fuka_service/honnin/

※今回これを記事にしたのは、『 領収書の印紙が3万円から5万円未満に 2014年4月28日 』と同じように、相談対応の中で、ふとこの言葉が出てきたときに、話が途切れないことです。消費者は相談員であれば当然知ってて当たり前の感覚で話をしますので、知らないよりも知っているほうが、相談者との信頼関係を損なう可能性が少なくなるということです。ましてや、この受け取りに関する苦情相談であれば、なおさらのことだと思います。相談員として知ってて損はありませんが、知る機会がない場合もあるので今回記事にしました。
実際に経験されたほうがもっと自分の知識になります。
今回も、免許証番号を端末に打ち込まれたのには、「え!こんなことまでするの!」とびびってしまいましたが、確かに佐川急便の受け取りルールには書いてありました。
とはいえ、そのような相談自体ないとは思いますが、ネットの普及によって、このような制度ができてきたということを知っておいてほしいと思います。

ちなみに、Tポイントとの連携キャンペーンで、入会ポイント3000ポイント、Tカード番号登録ポイント2000ポイントの合計5000円分のポイントを獲得しました。
メインカードは楽天カードなのですが、Tポイントの使い勝手がいいのでどのような使い方ができるのか思考したいと思います。

なお、スキルアップ講座の10月以降の月会費はクレジットカードによる自動引き落としを予定していますので、クレジットカードをお持ちでない場合は、『 ITスキルアップ ネットショッピング その2(クレジットカードの作成) 2014年4月23日』を参考に、楽天カードに申し込みしていただけたらと思います。ヤフーでの買い物が多いのであればヤフーカード(http://card.yahoo.co.jp/campaign/)もありですね。

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