独立しました

私の事業のメインサイトである、こちらのサイトの更新が間にあっておらず申し訳ありません。

今後のスケジュールなどをメモしておきたいと思います

4月1日に法務局に法人設立の申請をしました。
問題なければ、4月8日16時に登記完了します。
登記が完了すれば登記簿謄本が発行されるので、それから社会保険の申請や法人銀行口座の申請が可能になります。
1-2週間ほどで口座が開設となります。
また、税務署や市県に事業開始の届出をします。
このあたりが法人立ち上げに関係する事務作業です。
ちなみに、4月1日から借りた事務所にはまだ一度もいけてません。

このサイトの運営に関係することですが
①プロフィール公表・・・中途半端に作成するよりもきちんと作成したほうがいいのでがんばって作成中です。明日までには完成します。
②会員登録・・・記事ごとの統一パスワードから、個人ごとのID・パスワード制に移行します。勉強部屋と同じ方法になりますが、準備ができてないので会員登録制がスタートしても4月は無料です。
③コンテンツの再構成・・・過去のコンテンツの整理をしたかったのですが、膨大な量なので少しづつしたいと思います。とりあえずは、記事ごとのパスワードから、ログインした会員のみが閲覧できるように変更していきます。また、カテゴリーをもっとシンプルにしたいと思います。
④全国のセンターにDMを郵送・・・2年前と3年前に匿名で全国1000センターにDMを送付しましたが、できるだけ早い段階で、今度は実名でDMを送付したいと思います。DMを送付して周知ができてから、会費をいただく形にしたいと思います。
⑤無料期間の間に、このサイトでの提供内容を意見を聞きながら整理していきたいと思います。それまでは、これまでどおり更新していきます。

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人の話をきくこと(TVタックルより) その2

まず、人の話を聞かず割り込んでくるという状況が生まれる理由として
「その話に納得がいかない」ということです。
その背景として、「事実関係が違っている」「思い込みがある」「批判されている」と思っているからです。
間髪いれずに、納得いかない話をさえぎり、自分の意見をかぶせて主張してきます。

話をかぶせてきた場合に、討論番組では、そのまま主張し続けていましたので、2人同時に話をしていることになります。
当然かぶせたほうは、声もトーンも大きくなっています。さらに、3人目も話をかぶせてきます。
話を中断したら「負け」と思っているのでしょうか。

人物像
まず、相手の話をさえぎりまったく話を聞こうとしない人は、いくら説明しても最後まで納得しないことが多いと思います。
そのような人物像に対して、説得を続けるということは労力がかかるだけで実らないことが多く疲れてしまいます。
正義感と責任感が強い相談員は何とか相手を説得しようとがんばりますが、がんばればがんばるほど裏目に出ます。

ポイントは冷静な事実確認
相談内容を「事実」と「推測」に分けるという説明を今までしてきましたが、このタイプの人は「事実」ではなく「推測」を「事実」に転嫁して主張していることがあります。第3者から見れば「推測」なんですが、それを指摘すると、主張そのものが成り立たなくなるので、論点をずらすなど、「事実」の確認から避ける傾向があります。それを指摘しようとすると、話を際限なく重ねてくるのです。このように話が重なると、声が大きいほう、口調が強いほう、早口で巻くし立てるほうが「勝つ」という意識になるので終わりません。
相談対応としては、かのような勝ち負け論争になるのは避けなければなりません。

対応方法
どうするのかというと、「一歩引くのです」。
相手が、明らかに間違っている主張や、誤解していたとしても、割り込んできた話に、さらに割り込まず、最後までしゃべらすのです。
相手の話が終わったら、声のトーンは冷静かつゆっくりと「~の根拠は難ですか」というオープンクエスチョンや、「~があったのですか」というクローズドクエスチョンを問いかけるのです。すると、都合の悪い話だと、前述と同じようなやり取りに戻るのですが、これも、しゃべりたいだけしゃべらしておくのです。その後、「もう一度確認したいのですが」と。事実確認を続けます。根競べですね。
あっせんには事実関係が最重要です。それがあいまいなままだと話がまとまりません。
明確な答えは出なくても、雰囲気でわかると思うので、「~ということですよね」と誘導型クローズドクエスチョンにもっていきます。
この事実関係さえ抑えれば、次に段階に進むことができます。

もうひとつは「相手を批判しない」ことです。
批判されると必ず反論してきます。言葉を上手に選んで批判にならないような表現をしましょう。

「苦笑いしている出演者」のように「一歩引いて」、同じステージに乗らないようにするのが相談員の立場です。
もちろん、気持ちのつながりや共感は大切ですが、相手によってしっかり使い分けましょう。
これを読みながら、私は大丈夫と思っているかもしれませんが、当事者になるとついつい冷静さを失い興奮してしまうことがあります。
貴重な第3者の指摘があれば素直に振り返ってみてください。
どのような論点の相違でそうなってしまったのか。
どうすれば冷静に対応できたのか。
実践から日々学んでいく必要があります。

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人の話をきくこと(TVタックルより) その1

たけしのTVタックルを見ていました。
相談業務に役立つ要素が山盛りです。
ほかの討論番組とも共通しています。
もちろん、内容についてのことではなく、コミュニケーションという観点からです。

「人の話を聞かない」「人の話に割り込んでくる」「都合が悪い話は違うものに転嫁する」

大の大人が情けない。4人も同時に話をしたら何を話しているのか分からない。
子どもの見本にはできないので、子どもに見せれないです。といいながら自分の子供に解説してました。
ブラウン管を通じて冷静に見ていたら、客観的に評価することができます。
この状況を苦笑いで見ている出演者もいました。

さて、この議論のやり取りは、相談現場での難苦情事例とよく似た要素を持っています。
相談者や事業者と意見の食い違いや誤解から、話しのかぶせあいになったことはありませんか?
相談員はどちらかというと「苦笑いで見ている出演者」になることが大事だと思います。
しかし、当事者になってしまうと、なかなか冷静になることができないんですよね。
私自身も、ついつい感情的になって同じことをしてしまうことがあり、あとで反省してへこみます。

相談業務では、相談員対相談者、相談員対事業者、そしておそらく相談者対事業者でも、同じ場面が出てきます。
はたから聞いている(見ている)第3者にとっては状況がよく読めてきます。

この番組はあまり見ていないと思いますが、出演者の中で、共感を持てる出演者と、関わりたくない出演者がいると思います。
どのような人間像がどのような行動をするのかも。
冷静に見ていれば一目瞭然です。

まあ、テーマが「日韓問題」など議題が議題だけにお互い感情的になっても仕方がないかもしれませんが、相談業務では議論が公共ではなく個人になるので表現がストレートになります。

「人の話を聞かない場合、どのような背景があって、どのように対応すればいいのか」
次回は、討論番組を教訓として、相談業務にいかに活用するかということについて具体的に解説したいと思います。

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