忘れられる権利
「忘れられる権利」とは
ざっくりいうと、グーグルで個人の名前を検索したときに、検索結果として表示されるものが、個人にとって、過去の不利益な情報だった場合に検索結果に表示されないようにする権利です。
たとえば、過去に犯罪を犯してしまったときのニュース記事は、罪を償った後にも永遠に残され、グーグルの検索により、その過去の記事が発見されてしまう。これでは個人の権利は守れないし、社会復帰を困難にしているともいわれます。
特に、欧米では昔から言われています。
一方、「知る権利」というもんもあり、この両者には相いれない矛盾やジレンマがあります。
グーグルの検索結果は優秀で、さまざまな個人情報がつながってしまい、ネガティブな情報ともひも付けられます。