行政職員との関係

相談員にとって現場での悩みの一つに「行政職員との関係」があります。
相談員と行政職員がうまく連携してお互いにプラスになっているセンターもあれば、行政職員からの理解がなく、嫌味を言われたり、協力もしてもらえず、精神的につらい思いをしている、というセンターもあります。特に、地方へ行けば後者の傾向があるようです。

実は、この行政職員とうまくいってなくてつらいという話は以前にコメントをもらったりしていました。
そんなこともあり、3年ほど前に行政職員との関係について記事を書く予定でしたが、メモを手帳ぎっしり書いたために整理できずに今になってしまいました。
今となっては自分自身が行政職員だったということもあり、少し書きにくい面もありますが、一度は書いておかなければならないと思います。

目次

  • 行政職員の消費者マインド
  • 相談員の行政職員に対する期待は何でしょうか
  • 公務員は仮住まいを繰り返すもの
  • 予算という特別なルール
  • 相談員としての資質を向上させる

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相談現場での「脅迫」行為

行列のできる法律相談所で
タレントがサインを求められて、本番前だったので断ったところ、「ネットに書く」といわれた。
脅迫になるのではないか?
という質問がありました。

弁護士の見解では、
一部、ネットにかかれると、悪いという印象を与え、名誉を毀損されてしまうため脅迫罪になるという意見もありましたが、脅迫とするには弱いというのが大勢でした。

企業と消費者とのトラブルでも、脅迫まがいの言動が行われることがあります。
(さらに…)

「感情労働」という仕事

先日、図書館に紛失してしまった新聞記事を探しに行きましたが、目的のものは発見できず、かわりに「感情労働」の記事を見つけましたので紹介します。

感情労働は、「肉体労働」「頭脳労働」に続く第三の労働形態とされ、表情や声、態度で、その職務に求められている感情を演出する仕事をさす、とのことです。
この記事では特に看護師を例に説明されていますが、消費生活相談員も一種の感情労働だと思います。
相談員の仕事が苦にならない人もいれば、心を病んでしまう人もいます。

実は過去に「仕事で燃えつきないために 2013年3月15日(金)」という記事で書籍を紹介していますので、そちらも参考にしてください。

今回の新聞記事からいくつかのキーポイントを紹介します。

平成25年12月16日の読売新聞夕刊の記事です。

タイトルは「感情労働」燃え尽きないで

画像をクリックすると何とか読める大きさになると思います。
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