カンブリア宮殿 (2011年6月2日)

カンブリア宮殿
2011年6月2日放送
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/list/list20110602.html
あなたは「メシが食える大人」ですか?
必要なのは、へこたれない力だ!

花まる学習会 代表
高濱 正伸(たかはま・まさのぶ) 氏

番組HPでバックナンバーの動画配信を見ることができます
動画のページ→http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/dogatch.html
カンブリア宮殿→http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/
テレビ東京系列 毎週木曜日 22時~
主に小学生の学習塾の話ですが、就職活動中の社会へ出る不安を持っている卒業生向けの講演の話が気になったのでメモしておきます。

キーワードは「合わない」

すぐ仕事をやめる人はみんなそう
「あの会社合わない」
「出てきた人が合わなくて」とか
「合わない」が現代病
世界中会わないに決まってる
言葉もママも食った物も違う
そういう人が集まって 都会を構成している
ほとんど合わないに決まっている
それを何とか合わせていくのが人生なのに
自分様にとって合わないからと
世界を切って捨てていると
最後 引きこもり以外 道はない

資料
『社会にあわせられない人生の行く末は「ニート」
「ニート(若年無業者)」とは、働かず通学も通勤もしていない人(15~34歳)現在およそ63万人
アンケート調査で、「自分と意見の合わない人とはあまりつきあいたくない」と7割の人が答えている』

「もっと自分にふさわしい場所があるんじゃないか?」それが現代の病
自分探しってやつ
絶対にない そんなものは
若者に本当に伝えたいこと
どこにもない
あなたを待っている素晴らしい場所なんて
あなたが行って
あなたが良くすることしかない

なるほどと思いますね。
ちなみに、ドラッカーは
「自分がところを得ていない時、組織が腐っている時。あるいは成果が認められない時には、辞めることが正しい選択である。出世はたいした問題ではない。 」
と言っていますので、相反する部分はありますが、自分の価値観で考えてください。
私も、そんな岐路に立っています。正しい判断ができるのでしょうか。

真実は?

情報は世の中にあふれています。
テレビで報道されていることが真実のように見えて、カラクリがあることも良くあります。

先日、テレビの特集で、クーポンサイトの売上が回復してきて、震災前の水準になってきた、というのを報道していました。
クーポンサイトといえば、年末におせち料理で消費者庁から行政処分のあったことは記憶に新しいと思います。
クーポンサイトについては、別途、記事を書きたいと思いますが、回復していることが真実かどうか不明です。
数字の上では間違いなく回復しています。
ただ、少なくとも、この5月と6月は、各クーポン会社が赤字キャンペーンを実施して、会員数と売上枚数を増加させたというのは、一般の消費者は知らないでしょうね。

私は複数のクーポン会社の会員になっていますが、たとえば、500円のマックカードが100円で販売、500円分のアマゾンのクーポン券が100円で販売、毎日5名様にテレビなどが抽選で当たります、というキャンペーンをクーポン会社の費用負担で実施すれば、会員数やクーポンの発行枚数や売上は当然ながら増加するのは目に見えています。
さらに、このキャンペーンを周知させるために、かなりの広告費やアフィリエイトを実施しています。
純粋に、お店から提供のあったクーポンで売上を増加させたかどうかは分かりません。
しかし、このニュースが報道されることによって、マスコミや消費者から注目を浴びて、本当に売上が回復するかもしれません。

こんな、雑感日記を、ときどき綴っていきたいと思います。

節電

ついに関西電力も節電を要請することになりましたね。
東京電力から中部電力へきて、そして、関西電力へくるのは時間の問題と思っていました。
関西の人たちは冷ややかだそうです。
大阪府知事も持論を展開しています。

結局、何が問題かというと、このサイトでも何度もいっていますが、「リスクコミュニケーション」なんです。
ステークホルダー(利害関係者)である関西電力や消費者や自治体や国が、お互いに共通認識を持たずに、意見を交換することなく、いきなり15%という数字を出してきたことです。
必要があって、説明があって、納得すれば、みなさん協力するでしょう。
そういうプロセスをリスクコミュニケーションというのです。
そんなプロセスなしに、いきなり言われても、何をどうすればよいの?15%って具体的にどうなの?となってしまいます。

相談現場でも、相談員と相談者と事業者のお互いのコミュニケーションが重要です。
日本人って、本当にコミュニケーションが下手ですね。

(参考)
電力使用状況(ヤフー)
http://setsuden.yahoo.co.jp/use/index.html
ヤフーの電力使用量のグラフは消費者に考えることを提案しています。
自分なりに、しっかり考えておきたいですね。
今は、東京電力と東北電力ですが、近いうちに、関西電力が追加になって、最終的には全国の電力会社で比較できるようになるかもしれませんね。
さらに、もっと、先を行くような情報も提供されるかもしれません。
こういう分野に関しては、ネット会社はさすがに機動力がありますね。