節電

ついに関西電力も節電を要請することになりましたね。
東京電力から中部電力へきて、そして、関西電力へくるのは時間の問題と思っていました。
関西の人たちは冷ややかだそうです。
大阪府知事も持論を展開しています。

結局、何が問題かというと、このサイトでも何度もいっていますが、「リスクコミュニケーション」なんです。
ステークホルダー(利害関係者)である関西電力や消費者や自治体や国が、お互いに共通認識を持たずに、意見を交換することなく、いきなり15%という数字を出してきたことです。
必要があって、説明があって、納得すれば、みなさん協力するでしょう。
そういうプロセスをリスクコミュニケーションというのです。
そんなプロセスなしに、いきなり言われても、何をどうすればよいの?15%って具体的にどうなの?となってしまいます。

相談現場でも、相談員と相談者と事業者のお互いのコミュニケーションが重要です。
日本人って、本当にコミュニケーションが下手ですね。

(参考)
電力使用状況(ヤフー)
http://setsuden.yahoo.co.jp/use/index.html
ヤフーの電力使用量のグラフは消費者に考えることを提案しています。
自分なりに、しっかり考えておきたいですね。
今は、東京電力と東北電力ですが、近いうちに、関西電力が追加になって、最終的には全国の電力会社で比較できるようになるかもしれませんね。
さらに、もっと、先を行くような情報も提供されるかもしれません。
こういう分野に関しては、ネット会社はさすがに機動力がありますね。