真実は?

情報は世の中にあふれています。
テレビで報道されていることが真実のように見えて、カラクリがあることも良くあります。

先日、テレビの特集で、クーポンサイトの売上が回復してきて、震災前の水準になってきた、というのを報道していました。
クーポンサイトといえば、年末におせち料理で消費者庁から行政処分のあったことは記憶に新しいと思います。
クーポンサイトについては、別途、記事を書きたいと思いますが、回復していることが真実かどうか不明です。
数字の上では間違いなく回復しています。
ただ、少なくとも、この5月と6月は、各クーポン会社が赤字キャンペーンを実施して、会員数と売上枚数を増加させたというのは、一般の消費者は知らないでしょうね。

私は複数のクーポン会社の会員になっていますが、たとえば、500円のマックカードが100円で販売、500円分のアマゾンのクーポン券が100円で販売、毎日5名様にテレビなどが抽選で当たります、というキャンペーンをクーポン会社の費用負担で実施すれば、会員数やクーポンの発行枚数や売上は当然ながら増加するのは目に見えています。
さらに、このキャンペーンを周知させるために、かなりの広告費やアフィリエイトを実施しています。
純粋に、お店から提供のあったクーポンで売上を増加させたかどうかは分かりません。
しかし、このニュースが報道されることによって、マスコミや消費者から注目を浴びて、本当に売上が回復するかもしれません。

こんな、雑感日記を、ときどき綴っていきたいと思います。