解説 アフィリエイト その2 物販系アフィリエイト

前回の続きです。

相談員の必需品「消費者六法(2010年版)」5,500円 (税込 5,775 円)楽天ブックスで購入できます

ということで楽天ブックスのリンク先を3パターン紹介しました。
どのリンク先も同じページにつながっています。
しかし、紹介先のアドレスがパターン①とパターン②③では微妙に違っています。

改めてリンク先を表記します。クリックできます。
パターン①
http://books.rakuten.co.jp/rb/%E6%B6%88%E8%B2%BB%E8%80%85%E5%85%AD%E6%B3%95%EF%BC%882010%E5%B9%B4%E7%89%88%EF%BC%89-%E5%88%A4%E4%BE%8B%E3%83%BB%E7%B4%84%E6%AC%BE%E4%BB%98-%E7%94%B2%E6%96%90%E9%81%93%E5%A4%AA%E9%83%8E-9784896285949/item/6407689/
パターン②③
http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0488637e.b6f40f36.0488637f.5d7db8a4/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f6407689%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f13595805%2f

パターン①は単なるリンク先です。
そしてパターン②③はアフィリエイトリンクになっています。
パターン②③をクリックした先で、紹介した「消費者六法(2010年版)」を購入していただいたら、アフィリエイト報酬として購入価格の1%の楽天ポイントが支払われます。
1%なので55ポイント、55円相当ですね。
前回、親切にも、と書きましたが、パターン①では本当に親切に紹介しただけなのに対して、パターン②③では親切に紹介しつつもアフィリエイト報酬の獲得も目指しています。
すなわち、パターン①では私には何も報酬はありませんが、パターン②③では報酬を獲得できるわけです。

それでは楽天にとってのメリットは何でしょうか。
それは、わざわざ広告料を支払って宣伝するよりも、広告料を支払わずに宣伝することができるということです。
そして、実際に購入(成果が発生)されたときのみ、広告料として成果報酬を支払えばいいのです。
しかも、広告を掲載するサイトは報酬を得るために努力しており、初期費用が不要で効果的な宣伝をすることができる手法として、今や定番として普及しています。

さて、パターン①での楽天のメリットは何でしょうか?
無料で宣伝してくれて、なおかつ、売り上げがあったとしても成果報酬を支払う必要のない、全くおいしい話ですね。
すなわち、成果報酬の1%は楽天の利益になるということです。

では、購入する人にとってのメリットやデメリットは何でしょうか。
何もありません。どちらのパターンで購入しても結果は同じです。

どうせ同じなら、私のアフィリエイトリンクで購入してもらったら、とてもうれしいです。
なお、私にとっての、もうひとつのメリットは、アフィリエイトリンク先の画像を自分のサイトに流用できるということで著作権を気にする必要がないというのもポイントです。

以上が、前回の3つのパターンの解説です。
今回紹介した本だけではなく、ネット上で販売されている様々な商品が同様のパターンで紹介されています。
これらは、物販系のアフィリエイトと呼ばれています。

この単純な物販系のアフィリエイトであれば、単なるネットショッピングと同じなので、アフィリエイトを原因とする消費者問題は発生しませんね。
問題が発生するとすれば、注文した商品が届かない、などの一般的なネットショッピングのトラブルの対応となります。

しかし、成果報酬が発生するという新たな副業のチャンスが生まれたということで、それを本業にしたり、問題のある手法が生まれてきたりするわけです。
その最たるものが「情報商材」によるものでしょう。
「解説 アフィリエイト」の最終には相談員が知っておくべきであり、正しく解説されていない、また、正しく理解されていない「情報商材」について解説したいと思います。
ただし、いきなり「情報商材」について知ったとしても正しい理解はできません。
アフィリエイト自体の仕組みや種類を理解してこそ、「情報商材」を理解することができるのです。
私にとっては、「情報商材」がすべて「悪」とは考えていません。
正しく理解すること、すなわち、バイアスをなくすことが大切です。

【解説 アフィリエイト その3】 に続く

(平成22年5月17日 初稿)

解説 アフィリエイト その1

今や「アフィリエイト」という言葉も一般化しつつあります。
相談員のみなさんが「アフィリエイト」という言葉を知ったきっかけは何でしょうか?

・ネットに詳しく意識することなく知っていたり
・実際にアフィリエイトをやっていて知っている
・テレビでアフィリエイトで稼いでいる人の番組をみて知った
・相談員の知識として学んで知った
・相談員として苦情相談を受けて知った
など、様々なきっかけがあると思います。

前回の【バイアス事例 アフィリエイトとドロップシッピング】でお話した「アフィリエイト」に対するバイアスも後者へいくほど強くなるように思います。
そのバイアスとは、「アフィリエイト」は危険で怪しく近づかないほうが良い、というような負のイメージだと思います。
特に、相談員として、情報商材の相談を受けたことがあるならばなおさらでしょう。
そうなったとしても、無理はないでしょうね。

しかし、物事に対する正しい認識を持っていなければ、正しい解決方法へ導くことはできません。
そこで、アフィリエイトについて、できるだけわかりやすく解説したいと思います。

私自身はごくごく自然にアフィリエイトは知っていたし、やり始めたのは遅いですが、実際にやっています。
まず、下に3つのパターンを用意しましたので、この違いを考えてみてください。

相談員に必須の「消費者六法」を購入先のリンクも合わせて親切に紹介しています。
おすすめ商品を紹介するのはよくある話ですよね。
もちろん、リンクをクリックしても問題ありません。
同じ楽天ブックスの「消費者六法(2010年版)」のページに飛びます。

パターン①
相談員の必需品
「消費者六法(2010年版)」5,500円 (税込 5,775 円)
楽天ブックスで購入できます
こちらをクリックしてください

パターン②
相談員の必需品
「消費者六法(2010年版)」5,500円 (税込 5,775 円)
楽天ブックスで購入できます
こちらをクリックしてください

パターン③
相談員の必需品
「消費者六法(2010年版)」5,500円 (税込 5,775 円)
楽天ブックスで購入できます
↓ ↓ こちらをクリックしてください

【解説 アフィリエイト その2 に続く】

(平成22年5月13日 初稿)

人材、人財、人在

テレビ東京系列の「カンブリア宮殿」という番組で、2009年7月20日の大和ハウス工業の樋口会長がゲストのときに、とても印象に残っている言葉がありますので紹介します。

会社の人材には3種類ある
人材・・・普通の人
人財・・・会社に無くてはならない人で、こういう社員が育ては企業は強い
人在・・・会社にへばりついている人で、不要な社員

ネットでいろいろ調べてみると、人材には、いくつかの当て字があるようです。
人材・・・一般的な表記。企業活動上での人的な「材料」との考えを示したもの。
人財・・・技能等を習得し、長期にわたり企業を支え、利益をもたらしてきた人のこと。
人罪・・・利益ではなく、企業に損害を与える人のこと(例えば、入社してすぐ辞める人など)。
人在・・・言われた仕事しかせずただいるだけの人のこと。

ぜひとも、すばらしい人財を目指してください

(参考) カンブリア宮殿 http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/index.html