ドコモの学割 変更手続きしました
5月の月末、ドコモショップは異常に満員です。
学割の申し込みが終わるのか、新料金制度への変更が始まるのか、とにかく、30-50人待ちで3時間以上かかります。
その待ち時間だけで、クレームの嵐ですね。私もクレーマーになりかけました。いやいた、なってませんが、少しごねただけです。
ということで、「携帯電話 契約 学割 2014年4月25日(金)https://soudanskill.com/20140425/1105.html」で実際に学割を後付したときの後日談を報告します。
教訓として事業者と消費者の情報格差をうめるためにセンターや相談員がはたす役割は重要であるのは当然ながら、今回のような要件にも正しいあっせんができなければ新たな苦情になる可能性があるということです。
前回は、学割申し込み期間のうちに利用者登録を子供にして学割適用すれば、そのときから3年間は学割で基本料が無料になることについて報告しました。
そこで、3月に購入した息子のiphone(購入時にはガラケーで学割してたので重複申し込みできず、4月にMNPしたので学割に申し込めるようになった)と妻が12月に購入したスマホ(乗換割引で1年間1000円の割引)を娘を利用者登録にして3年間基本料を無料にする手続きをしました。
もともとはiphoneについて前回確認したのですが、今回はプラスして妻のスマホも学割適用できるか確認しにきたのもありました。
はっきりいって、ドコモの店員も良く知らない制度ですので、簡単にはいきませんでした。
まず、受付で「既存の契約の利用者を子供にして学割適用にする手続きに来ました」といったところ、男性の店員は「できない」と断言し、私は「できると前に話しがあったからきた」と説明したのにまったく無視です。さあ、クレーマーの始まりです。
前回対応してくれた店員を覚えていたので捕まえて確認しました。特殊な質問をした私を思い出してきて確かにそのような話をしたといいます。
でも、少し内容が違いました。いろいろあったやり取りは省略します(割り込み優先受付になりました)。
ポイントとなったのは、学割適用するときの学割適用のルールによって可能かどうかかわってくる、とのことです。
そこで、よく確認すると、今回の学割は既存の回線がすべて適用されるのではなく、平成25年6月以降の新規契約分に対して適用される」というのが大前提です。こんな大事なこと前回説明にありませんでした。とはいえ、妻のスマホは25年12月に購入したので適用になります。
ということで、最終的には2台ともに利用者登録を子供にして学割適用できることを確認しました。
男性店員は「既存契約」というのに反応して「だめだ」としたのかもしれませんが、たぶん知らないと思います。
ということで、変更手続きから3年間の学割適用が確定しました。
といっても、次回更新時にMNPすると思います。
今回のポイントは
・学割は1人1回線のみ契約可能
・25年6月以降にMNPを含む新規契約分に対して利用者を子供にすれば学割適用になるので、要件があえばあとから変更できる
・学割適用は変更手続きした日から3年間適用される
特に2番目は、たとえば25年6月にMNPの新規契約で乗換割引が1年適用だったとすると、1年後の26年5月に子供を利用者登録して学割適用にした場合は、1年間の乗換割引が終了する直前から、3年間追加で基本料が無料になります。
ここで私が言いたいことは
情報を知っているかいないかで大きな格差が生じます。
個人の情報格差だけでなく、事業者と消費者の情報格差もあります。
個人レベルだったら「知らなくて損をした」「何で教えてくれなかったのか」となりますが、消費者センターはこの情報格差を埋める役割も担います。
今回の案件も、事業者に問い合わせて「できない」という説明をされたときに、細かい条件によりできることがあとでわかったら、さかのぼって契約を変更するという骨の折れるあっせん交渉をしなければなりません。そのときにセンターがきちんと上kんを説明していなかったら苦しいでしょう。私も、契約開始期間の条件があることは最後まで気づきませんでした。教えてもらえなかったことが事業者の過失になるかといえば、パンフレットに書いているので過失とするには難しいでしょうし、説明不足をついていくしかないです。
事実をきちんと確認できなかった場合にセンターや相談員が苦情の矛先になることも考えられますので、相談員が最新の情報を得るためにしなければならない努力は大変なものかもしれません。
今後は料金プランの大きな変更があるので、ますます複雑になってきます。(参考)携帯電話の新料金プランと新サービス 2014年5月16日(金)https://soudanskill.com/20140516/1223.html
ドコモHPより
料金・割引>割引サービス>ドコモの学割2014>ドコモの学割2014とは
https://www.nttdocomo.co.jp/charge/discount/gakuwari2014/about/index.html
割引適用期間
お申込み当日から3年後の月末まで(最大37か月間)
お申込み期間: 2014年1月14日(火曜) ~ 2014年6月1日(日曜)
お申込み対象
学生(3歳以上小学生未満のお子さま・学生)
注意
新規契約または2013年6月1日以降にドコモを新規契約されたお客様(対象となる利用者1人につき1回線お申込みいただけます。小学生以下の場合は親権者のご名義でのお申込みとなります)。
※来年度の学割制度も基本料自体がかわってくるため、さらに複雑になってくると思います。