心に感じてほしい

過去にも何回か紹介したことがありますが、「草野健次ブログ」より引用しました。
http://kenjikun.exblog.jp/
草野さんはバレーボールの指導を通して、成長していく子供たちの人間教育にも力を注いでいます。

私からは3本の引用についてコメントしませんが、ぜひ、心に感じてください。


第2264話・・・忸怩たる思い
http://kenjikun.exblog.jp/22141188/

いつまでも成長しない相手に
ガックリ、がっかりは誰でもできるが
大事なのはその後だよな!!

そうだよな・・・・
相手を主語にした話はいくらでもできるもんな。
「君は○○だよな」
「君は○○じゃないか」
「君はなぜ○○をしないのか」
「お前はどうして自分で動かないのか」
「お前はどうしてもっと気がまわらないのか」
「お前はどうして俺の気持ちがわからないのか!」

叱るにしても、誉めるにしても
「君は」「あなたは」「おまえは」・・・結局相手だけ。

言えば言うほど
相手は受け取りにくくなり
記憶にも残らなくなるだけ。

そういうことを自分は結構やっている。
だから忸怩(じくじ)たる思いにかられるのだ。


第2266話・・・6秒待て!
http://kenjikun.exblog.jp/22162184/

怒りは6秒!
それ知ってるは3秒!
返事は0、2秒!

昨日のバレー塾の講義での一部分。
あるとき「叩かないバレー」の危機があった。
監督時代
僕の言葉にキレた選手が僕の目の前でイスを蹴り上げた。
瞬間、周囲の選手が凍り付いた。
「あ、やってもーた!」・・・・そんな雰囲気。
叩かれる・・・・誰もが思った。
僕は拳が震えた。
でも、がまんした。
時間が異常に長かった。
でも、それは6秒だった。
その後、ぼくは監督室で一人でタバコすっていた。
先輩に諭された本人が一人で入室してきた。
「さきほどはすみません」と謝りにきた。
「叩かれた方が楽だったやろう」と僕は言った。
「そうです、叩かれた方がどれだけ楽だったか・・・・」彼女は泣いていた。
このとき、僕は思った。
「あ~、叩かないでよかった!」と・・・。
それいらい、「??は6秒待て!」になった。
怒りは反射の行動。
6秒待ったら腹も横になるみたいだ。
食欲を抑える満腹中枢神経刺激とよく似ていると思った。
暴飲暴食、早食いはやめよう!

会話しているとき、こちらの話の途中で
「あ、それ知ってる」と言って、話を聞かないで喋る人がいる。
これ、気分がわるい。
人の話の意図も考えず、自分のlことを話し出すバカ。
もう、話す気が萎える。
会話の途中で
「それ、知ってる!」と思っても、3秒がまんせよ。
相手の話す意図を聞いてから自分の出番だ。

子どもたちに「はい」と言う返事についての話をした。
「君らが大人になって周りから好かれるには0、2秒で返事しなさい」
そんな話をした。
実演を交えながらやったら結構受けた。


第2267話・・・成功したければ
http://kenjikun.exblog.jp/22166465/

内輪の勉強会で
指導者として多少なりとも成功したいと思うならば
1、うまくいくかどうか悩んで時間をつぶすな!
2、行き詰まったとき、相談できる人、戻れる場所をもつこと!
3、己の過ちを「過ち」と認めることが’できること!

まあ、この3つでんなー(笑)
と、発信しました。
当たりのある項目はありますか?

犯罪心理で言えば、「犯人は犯行現場に戻ってくる」
不安だから確認する!
このまえの「にせメール事件」もそうでしたね。
そして墓穴を掘る。

教えたこと、教えたい事、伝えたい事があればあるほど
うまく伝わったかな?・・・・と不安になる。
だからついつい口うるさくなる・・・
そして結果は・・・

ものごとを進めるとき、戦略・戦術を練ってやるのだが
「うまくいくかな?」って悩んで時間をつぶすなよ・・・
そういう意味です。
指導現場は指導者の不安のアメアラレそのもの。

最小限の言葉で
最大限の効果が出る説明力をつけたいものです。

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