トレンドサイトビジネスは情報商材もどき

3~5年ぐらい前に「情報商材」購入による消費者トラブルが多くありました。
消費者センターが相談を受けることもありました。ものがものだけになかなか理解が難しいんですね。

目次

  • 情報商材とは
  • システムトレード(自動取引ソフト)という情報商材
  • そして、トレンドサイトで毎月数十万円の利益を出す
  • 消費者センターでの対応について

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消費者情報 2014年9月号 (関西消費者協会)

関西消費者協会が発行する「消費者情報」です。無料のWEB版に移行した「国民生活」と並ぶ、唯一の消費者関連市販雑誌です。

関西消費者協会 http://www.kanshokyo.jp/
消費者情報 http://www.kanshokyo.jp/jigyou/joho/

今月号から気になる記事を紹介します(黄色背景がおすすめ記事です)。
特集は「もしや認知症?!  超高齢社会を生きる」です。

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お客様をつくらない

以下のような相談がありました。特に守秘義務に相当する部分はないと思いますので、考えてみたいと思います。一部修正削除しています。

私はいつも傾聴を心掛けて話をじっくり聞くのですが、ちょっと話を聞きすぎるのか、必要以上に依存してくる相談者(女)が発生(?)してしまいました。
(心療内科に通院している、見るからに病気の女性です)
本来の相談(マルチ商品の返品・返金)は終了しているのですが、何度も何度も電話をかけてきて、しまいには「仕事が終わったらタクシー代を出すから私の家に来てほしい」とか「あなたの携帯電話の番号を教えてほしい」とか。完全に依存したい気持ち満々です。どんなにきっぱり断ってもやっぱり電話をかけてきます。他の先輩相談員にも迷惑がかかりますし、その人が電話をかけてきてる間は、話中になるので、本当に困って電話をかけてきているかもしれない相談者にも迷惑な話です。一応おととい決着をつけましたが、また思い出したように電話かけてくるのではないかという気持ちもぬぐいきれません。
私のようにじっくり傾聴を心掛けると、必要以上によりかかってくる相談者もいます。
センターは、心の相談センターでもなければいのちの電話でもありません。問題解決に対して相談にのるところだと思います。だけど、傾聴も必要なんです。
消費生活相談員は、そこら辺のサジ加減が非常に難しいところだと思います。

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