スキルアップの方法の一つとして、本を読んだり、講習会・研修会・セミナーに参加したりすることがあげられます。
以前にもお話したことがありますが、本は図書館で借りると費用がかからず非常に便利です。
(本を読みましょう https://soudanskill.com/20100705/47.html)
話し方などのコミュニケーションに関する本は今昔を問わず、役立つものが多いです。
しかし、最新の情報を得ようとすると、図書館にはまだ置いてなかったり、予約待ちであったり、図書館に置くような対象の本ではなかったりする場合があります。
逐条解説などの法律関係の本や月刊国民生活などの雑誌を、職場で買ってもらえるように要望したり、職場で買ってもらって本を読んだりすることもあります。
職場で購入してもらえない場合は、自分で購入するしかありませんが、買わなかった場合は結局読まないことになります。
職場にある本だけで十分なスキルアップにつながるかといえば、なかなか難しいです。
そこで、本当に必要な本は自費で購入することをおすすめします。
なぜなら、自分の本であれば書き込みやマーカーで線を引くことも可能です。
そして、何よりも、自費で購入すれば、積極的に読むということです。
職場で買ってもらった本は、なかなか読まないのが実際のところです。
有効な自己投資と考えてください。
たとえば、「平成21年度版 特定商取引法に関する法律の解説」は3,300円です。
前回発行は平成16年版ですので5年ぶりの発行です。
特定商取引法は相談員にとっては一番関係する法律です。
職場で買ってもらうのもいいですが、自費で購入し、使いたおしてください。
3,300円は高いですか?安いですか?
私は安い投資だと思います。
講習会や研修会やセミナーなどの参加についてはどうでしょうか。
「職場で行かせてくれるのなら参加する」というスタンスでしょうか。
本当にスキルアップにつながるのであれば、自費参加することも選択肢に入れてください。
自費であれば何が何でもものにしなければと思い、意欲的になります。
お金をだせばスキルアップするかといえば、そうとは限りません。
必要なものにお金を出して、さらに「努力」を付け加え、スキルアップにつなげます。
それらが上手く絡み合うかどうかは様々です。
私も趣味の分野で参加費・新幹線代・宿泊費を自費で支払い参加したこともあります。
そうすれば、どれだけ必死に自分のものにしようとするか。
人間というものは、自分のお金の出費という痛みを伴わなければ、なかなか学習できない生き物なんです。
健康食品や健康器具、浄水器、ミネラルウォーター、バッグやアクセサリーなどの高級品など、対象に費やす金額の価値観の個人差だと思います。
同じ1000円の本を購入しても、個人個人の姿勢や努力により、1000円以上の価値になることもあれば、0円の価値になることもあり、成果は異なります。
消費者問題の世界のスピードはとても速く、油断していると取り残されてしまいます。
ぜひとも自己投資を惜しまずスキルアップにつなげてほしいと思います。
追伸ですが
このスキルアップ講座は将来的には有料の会員制にしたいと思ってます。
会費は1ヶ月1000円程度を予定しています。
1ヶ月1000円という会費は高いと思いますか、それとも安いと思いますか。
個人個人により価値観は異なると思います。
重要なことは、同じものでも、いかに有効に活用していくか、ということです。
待っているだけで、自動的にスキルアップすることはありません。
スキルアップは、誰かにしてもらうのではなく、自分でするものです。
そのために自己投資することはスキルアップへの近道になります。
なんとなくすごしていると、あっという間に時間はすぎていきます。
私自身もこのサイトを4月に開設して7ヶ月が経過しました。
本当はやっておかなければならないことがたくさんあったのですが、できないまま時間だけが経過しています。
日々努力、日々勉強。
(平成22年11月1日 初稿)
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