解説 アフィリエイト その3 会員獲得系アフィリエイト

前回は物販系のアフィリエイトを説明しましたが、今回は会員獲得系のアフィリエイトについて解説します。

「会員獲得系のアフィリエイト」というのは、そのものずばり、クレジットカードや証券会社、無料から有料までの様々なネットサイトの会員登録、そして、出会い系サイトなども含めた会員を紹介することによって獲得できるアフィリエイトです。
物販系と違い定額報酬制になっており、数万円という高額な報酬から数十円というわずかな報酬まで様々です。
この中には悪意を持って登録を誘導するものがあり、これが出会い系サイトなど消費者問題につながっています。
この問題があるために、相談員が会員登録系のアフィリエイトが怪しいものだというバイアスを持つことになります。

それでは、その様々さをみていきたいと思います。
次回は楽天カードの解説です。
そこに楽天カードのバナーが貼り付けてあります。
そこをクリックして楽天カードを申し込んでいただくと、私にアフィリエイト報酬が入ります。
1件に付き楽天スーパーポイントが1500ポイント(1500円相当)です。
もし、このバナーではなく楽天のHPから直接申し込んだら、当然私には報酬は入ってきません。
申し込んだ人にとっては、どちらで申し込もうが同じです。
これは物販系のアフィリエイトでも解説したところです。
あえて言えば、楽天の広告宣伝費が節約できたので楽天の営業利益増に貢献したことになります。
別の方法としては、自分が登録しているポイントサイトのバナーを経由した場合です。
その場合は、そのポイントサイトからポイントをもらうことができます。
この場合、そのポイントサイトもアフィリエイトをしており、楽天から受け取る報酬の何割かをポイントとして与えても、残りは利益になるという仕組みです。
多くのポータルサイトのトップページにはこのようなバナーがたくさん貼り付けられており、重要な収入源となっています。

楽天カードのようなクレジットカードは1000円から3000円程度ですが、証券サイトやFXサイトとなるとその後の手数料収入が見込めるので、アフィリエイト報酬も5000円から10000円にまでなる場合もあります。
こちらも、口座を開設するつもりなら、申込者にとって同じことですね。

もっと金額が高いのが、ローン系の金融カードです。こちらは1~2万円にもなります。

大きい金額の話がありましたが、小さい金額でいうと、たとえば無料で登録できるポイントサイトや懸賞サイトでは50-100円、大手通販会社の会員登録でも100円程度と、ほとんどありとあらゆる会員獲得が報酬の対象となります。
特に携帯サイトの月額定額制のサイトになると数百円程度ですが、一時主流を占めていました。
携帯サイトは必ずといっていいほど、ページの上部などにバナー広告が張ってあり、目に付く確率も、登録する確立も高くなっており、以前は「おいしい」ものでしたが、最近は登録も一巡してしまったようです。
代表格が、着メロ、占い、モバゲーなどです。

最近、複数の携帯サイトの会員登録を誘導する事例が問題になっております。特に公式サイトでキャリアが集金代行することを利用したものです。仕組みは、このアフィリエイト報酬目的ですので、原理は簡単ですね。

そして、有料の会員登録でも報酬が高めなのが「出会いサイト」です。
1000~2000円程度の報酬もあります。
また、上記の無料の懸賞サイトのなかでも、規約でほかのサイトも同時に登録にしたりする「悪意を持ったサイト」もあります。
これが、出会い系サイトにいつのまにか登録になっていて、気が付いたら、メールのやり取りやポイントの購入などにつながり、高額な請求で消費者センターに相談に来るパターンですね。

ちなみに、私はポイントサイトを経由したり自己アフィリエイトをしたりして必要な会員登録をしたり、必要でない会員登録をしたりしています。
ポイントサイトは、結構楽しめます。別の機会に解説します。

まとめると、会員登録系のアフィリエイトは、悪意を持ったサイトでないのなら特に問題ないもので、おおいに活用して欲しいと思います。
悪意を持ったものは、ここで解説したりしますが、慣れてくれば容易に判断できるようになります。

一方、出会いサイトはわれわれにとっては非常に難解な問題です。
毎日のように相談があります。
出会い系サイトについては、別の機会にじっくり解説したいと思います。
ちなみに、私も自ら登録したり、勝手に登録されたりしたものがあり、男性名と女性名ともに使っております。
当然返信はしませんが、毎日くるメールを見ていると、手口がよくわかります。
メール内容の公開も考えています。
したがって、消費者からの相談には、「あ、これは、あの手口だな。じゃあ、こうして引っかかってしまったのだな。じゃあ、こう交渉したらいいな。」というのが、たいがい分かります。
スキルアップ講座では出会い系サイトへの登録も実践していきたいと思います。
そのためにもフリーメールアドレスの取得を解説しています。
とはいえ、出会い系サイトも、そろそろ終焉を迎えそうな気がします。

最後に、このスキルアップ講座の会員登録のための会費は、当初は現金ではなく、アフィリエイトを利用した報酬で該当させる予定です。
会員登録は、講座の中の実践とも連動しております。
実践により、ダントツにスキルアップすると思います。
とりあえず、次回は楽天カードの解説をしております。
楽天カードを持っていない場合は、ここからの登録をしていただくことで会費に当てたいと考えております。
つまり、この講座の会費をアフィリエイト報酬に当てることで、会員の直接の出費をなくすという便利な使い方もできます。

参考までに、これが楽天カードのアフィリエイトバナーです。
このバナー経由で入会すると私に1500ポイントが報酬として支払われます。

(平成22年6月3日 初稿)

実践 フリーメールアドレスの取得とメールソフトへの設定 その2

gmailの取得
①googleのアカウント(ID)を取得
googleのトップページに入る http://www.google.co.jp/
gmailをクリック
アカウントを作成するをクリック
名前とかは適当に記入
希望するユーザー名を試行錯誤で選ぶ
既に使われていて好きなユーザー名を決めるのが難しい
好きな文字と数字を組み合わせるのがよいです
勝手にチェックが入っているものは外すほうがよい
認証が完了すれば、メールアドレスの取得も完了
②メールソフトを使用可能にする(POPを有効にする)
メールボックスを開く
右上の設定をクリック
設定のメール転送とPOPをクリック
POPダウンロードの1の「すべてのメールで」にチェック
これでとりあえずはOKです
3のメールクライアントの設定をクリックすればメールソフトでの設定方法が説明されています。
(サンダーバードなら特に読む必要はありません)

メールソフトのサンダーバードの設定
①サンダーバードをダウンロードしインストール http://mozilla.jp/thunderbird/
②新しい画面は見にくいので昔の画面設定のほうが使いやすいです
表示→レイアウト→クラシック表示
③メールアカウントを設定
ファイル→新規作成→メールアカウント
名前とアドレスとパスワードを入れたら、サーバーの設定は勝手にしてくれます
④ヤフーも基本的には同じです。
⑤ほかのメールソフトでも設定できます

メールの使い分け
①複数のメールアドレスを取得し、メルマガ用など用途別に使い分ける
②それぞれのアドレスで、目的別に振り分け設定をする(ツール→メッセージフィルター)
③新着メールの確認を起動時や10分ごとにチェック等初期設定になってますので、適宜変更してください

ざっと要点を説明しました。正確じゃないかもしれませんが。
画像つきで解説しているサイトは山ほどありますので必要なら調べてください。

このスキルアップ講座の会員には、用途別に複数のメールアドレスを取得していただき、オークションやメルマガや出会い系サイトや仮想空間などを登録実践していただく予定です。

(平成22年5月31日 初稿)

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら(ダイヤモンド社)

5/27の23時17分からのビーバップというテレビ朝日系の番組で、表記の本が取り上げられました。
作者をゲストに、この本の内容をドラマ仕立てにして再現し、やさしく理解しようという趣旨です。
なかなか、分かりやすくてよかったです。

さて、相談員のみなさまが偶然にも番組を見たり、番組欄を見ていたりした場合に、「あれ、このタイトル、なんだか覚えがあるぞ」と思われた方はOKです。
4/16の日経MJで「1~3月ヒット商品」について記事を書いたときに、取り上げた本です。
記憶に残っているということが相談員にとっては重要なことです。
興味を持てば調べて詳しく知ったらいいだけですし、聞かれた場合にも、そういえば、で思い出して調べてもらえばいいです。
何もわからない状態というのがよくないです。
広く深く(浅く)、物事を知っておくためには、記憶の片隅が重要です。
また、この本は結構売れており、ビジネス書の売り上げベスト10内に毎週のように新聞に載っていますし、メジャーな新聞の書評にも何度か登場しています。
だんだんと、身近に感じてきたら、いい傾向です。

さて、この本の内容なんですが、表紙が漫画チックですがビジネス書です。
高校の野球部のマネージャーをやっている友人が入院し、代わりにマネージャーをすることになった主人公が、マネージャーの勉強をするために、書店で「ドラッカーのマネジメント」を買ってしまった、というところから始まります。

結局、もしドラは3回以上読んでマーカーだらけになりました。
(マネジメントも読みました)
相談員にとって学ぶべきところはいくつかありますが、特に92ページから93ページにかけての「専門家」のところだと思います。
私なりに解釈すれば、
相談員はまぎれもなく「専門家」であり、「専門家」でありながら、相談者に対しては「専門家である相談員のアウトプットを相談者向けの分かりやすい言葉に直してあげるマネジャーの能力が必要である」
という風に考えています。
それをしっかり自覚してほしいものです。
本の内容の評価については別として、「気付き」を感じるきっかけにはなると思います。

詳しく知りたい方は、立ち読みする、図書館で読む、買って読むなど、選択してください。
ちなみに、楽天とアマゾンのリンクを貼っておきますので参考にしてください。
(アフィリエイトリンクになっています)


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