先生との相性

家庭教師の相談
お試しの先生がよかったので契約したのに、違う先生が来て子どもと相性が会わないので解約したい。
最初に来ていた先生が辞めて変わりの先生がなかなか決まらないので解約したい。
スポーツクラブ
サッカークラブに入ったが思ったようなクラブでなかったので、辞めたいが入会時に払ったユニフォーム代などは返金してくれるのか
監督やメンバーと折り合いがつかず辞めたい。
専門学校
カリキュラム内容が思っていたことと違ったり、最初の説明と違うのでやめたいが授業料は返金されるのか

などなど、これらに共通して契約先との相性が問題になることがあります。

契約自体には撤回できたり取消できたりするほどの事実があることが少ないことがほとんどです。
中途解約にしても、思いのほかもめることがあります。
家庭教師も教材販売が目的だと先生はないがしろにされることもあります。

商品の場合は、思ったほどもものではなかったり、期待した性能でなかった場合は、あきらめたりすることができますが、教育分野は心の問題も出てくるので難しいです。
どちらかというと、自己都合の理由に該当することが多いです。
したがって、消費者の思うようなあっせん結果にはならないことがありますし、あっせんの対象にならない場合もあります。
子どもたちが犠牲になるのは悲しいことです。少ない金額の損失で済めばなるべく早くリカバリーしてあげたいです。

消費者には啓発としてこのようなトラブルが起こらないように慎重に契約を判断してくださいとなります。
お試し入会や見学などを有効に活用して、即断即決するのではなく、長い目で見る必要があります。
現実にはなかなか難しいですが。

以上、あまり参考にならない内容でしたが、今回のテーマは雑感日記ということで私が最近体験したことを書きたいと思います。

実は簿記の勉強をしようと思い専門学校に通っています。
専門学校は2校あって、ひとつは老舗の学校法人であるO簿記専門学校で、もう一つは株式会社のTです。
わかると思いますが、Oは大原で、TはTACです。
この春にキャンペーンをやっていて簿記3級が半額の1万円程度で受講できます。
それぞれの学校に私が簿記を勉強する理由とどんなコースを受けたらいいのか相談しました。
Oでは、「簿記3級だけで十分で、あとは経理実務などの実務コースを受講したらいいです」といわれ、そうか、と感心しました。さすが老舗のプロです。
Tでは、それなら2級まで受けたらいいですよ、と一番安易な答が返ってきました。2級までのコースとなると7万円近く必要です。さすがに株式会社で金儲けを考えているな。
また、ネットで調べてみると、Oは学校法人だけあって専任の講師なので受講者としっかり向き合える。一方、Tは非常勤でいつでも切ることができるため講師の質は悪い、とありました。
Oには講座説明会と体験セミナーを受講し、ほかの先生にも相談したら、3級までで十分と言われました(実務の話は出ませんでした)。
以上の結果から、Oの3級基礎講座と試験直前講座のセットコース3万円を14000円の割引で申込しました。

Tには無料のセミナーや講座の1回目の無料体験入学の制度があり、たまたま行政書士講座の民法のセミナーがあったので受講しました。
このセミナーは相談現場でも「なるほど」という話がありましたので別の機会に記事を書きたいと思います。
そして、Oの講座が始まる前にTの簿記講座の1回目の体験入学をしました。
そうしたら、すごく分かりやすい説明と講師でモチベーションも上がりそうな内容でした。
簿記が面白いと感じました。
Oに申込していなければ、こちらに申し込みしたいぐらいです。
しかし、Oに申込済みなので、しょうがないか、と思い、Oの講座を受講します。

Oの1回目の授業ですが、全く説明が下手で、モチベーションも上がらない先生でした。
簿記が苦しいもののような印象です。
ほかの受講生は分かっているのかな?
大後悔です。
解約したいけど、無理なのは冒頭の話と同じです。
簿記の資格を取りたいのではなく簿記を学び実務をしたいので、いろいろ考えて、お金はかかるけど、Tも受講しようかなと思いました。
翌日にOに「受講したけど、全然だった。ほかの先生も同じようなレベルですか?」と聞きにくい相談をしました。こちらは真剣ですから。
本音は言ってくれませんでしたが、ニュアンスは分かってくれたみたいで、500円の手数料を払い、違う先生のコースを受講しなおすことになりました。まだ先になるの、本当にいい先生かどうかは分かりません。まあ、この先生は私が1回目に相談して、いいアドバイスをもらった先生で、ランク的には宣伝にもでている先生です。

とはいうものの、結局はTにもよかった先生の基礎講座10回分を申し込みして、今、通っているところです。
16800円が余計な費用になりましたが、金額以上に満足しています。
先に体験していたらよかったのですが、4月中の体験でコースが限られているので、その場合はこの先生と出会うことはなかったです。

よく考えてみると、Oは公務員的な安定した仕事なので、先生の質もぬるま湯かもしれません。一方、Tは株式会社の非常勤講師で評判が悪ければ切られてしまうという世界。質の高い授業をしなければならないとなると、講師の質はピンキリで、逆に言えば、いい先生も多いということです。今回のTの講師も調べてみると、評判の先生のうで、おそらく今年はこの校舎で今回の講座のみの担当のようです。

私の主義として、やりたいと思ったときが一番のやり時で、先延ばししたら同じチャンスはめぐってこないと思ってるので、できるだけやってみる、というのがあります。人との出会いなど一期一会です。お金で縁は買えませんが、今回は許せる範囲の出費で、いい出会いがありましたので、満足しています。
Oは11月の試験日まで学生カードが有効なので自習室が使えます。自習室は受講している簿記以外の目的には使えませんが、建前ということで、自分の勉強に最大限活用したいと思います。

ということで、冒頭の話は、私も体験した話です。
失敗を最大限リカバリーするために動き、少しの犠牲はありましたが、満足する結果になりました。
まず、今の契約のままで先生やコースを代えれないか、正直に相談してみる。
それ自体も嫌なぐらいだったら、契約を犠牲にして、新しくできないか、許容範囲を探る。
気持ちは分かりますが、子どもが対象だったら、子どもの心理面を配慮して、できるだけ早く、良い環境をつくってあげることが親の務めだと思います。
相手方に文句を言っても、法律相談して訴えてもいいですが、その一方、そのエネルギーを子どもに注いでほしいと思ったりします。
そのためには、自分自身で許せる金額のラインを作っておいて、それを超える場合は慎重に検討するというスタンスを持っておく必要があります。

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