新聞勧誘で特商法違反容疑で逮捕
NHK NEWSWeb
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120220/t10013162101000.html
新聞勧誘のトラブルは相変わらず相談件数が多いですね。
パターンとしてはどこのセンターでも同じでしょう
ただし、新聞販売競争の少ない地方や習慣的に昔ながらの町では長期契約ではなく、景品のない月極め契約が主体となると思います。
・景品をつけて2年程度の長期契約
・すでに契約がある場合は、その契約が終わる数年先からの2年契約を現時点で勧誘
・ひどければ5年や10年の長期契約も
・複数紙の契約を結ばせる
・勝手に契約書を書く
・契約書を渡さない
・高齢者にありえない長期契約を結ばせる
・規約を超える景品の提供
・他の訪問を語っての勧誘
・強引な手口
などなど
基本的には景品をもらっているので、景品を返還して合意解約になるという斡旋になりますが、過去の話となると覚えていなかったり、書類が残っていなかったり、返還を拒否したり、といろいろありますね。
逮捕されたのは読売新聞ですね。
とだけ書いておきます。
対象者が高齢者ではなく大学生というのが気にかかります。
最近の若者はNHKと同じように納得していなくても根負けして契約してしまうのでしょうか。
京都府警は特商法違反に対して積極的に動いており全国でも有数でしょう。
特商法違反容疑で逮捕という記事がでれば、京都府警であることが多いですね。
先日の「4クリック詐欺」サイト運営者5人逮捕、も京都府警でした。
地元の消費者センターにとっては頼もしい存在ですね。
京都市のセンターでの苦情相談の状況を調べていることから、もっと広がるかもしれません。
ただし、根本的な解決にはならないような気がします。
強引な手口とはいえ、どんな実損害が出ているのかなと感じます。
書面を渡して景品をもらってという認識があった上で、支払えなくなったというパターンもあるからです。
まあ、勧誘手口に関しては、みなさまもご承知だと思います。
ケーブルテレビもよくにたものですね。
具体的な事例や手口については国民生活センターでの公表記事や各地のセンターでの公表記事に山ほどありますので参考にしてください。
さてさて、私が実家暮らしのときは長期契約で景品がもらえることさえ知りませんでした。せいぜい、招待チケットをもらったぐらいです。今住んでいるところは激しい競争があります。新聞社によって違いますが、私は一番激しく勧誘するところと2年契約しています。1年経過したら次の2年の勧誘をしてきます。本当は地元紙が読みたいのですが、ここが景品の条件が一番いいので、立場上よろしくはないと思いつつ自分のこととなると契約してしまいます。賢い消費者というのでしょうか微妙なところです。2年ごとの契約というのは今の携帯電話とほとんど同じようなものですね。
ちなみにこっそり書くと、2年契約で「商品券2万円、洗剤1年分、5000円相当のカタログ商品」が景品です。
友人の地区の「半年無料の半年契約」というのが個人的にはベストだと思います。
新聞って意外に高いですよね。これだけ高ければ若者の新聞離れも仕方がないような気がします。
そして、今やネットでニュースがリアルの見れますし、スマートフォンでは産経新聞が丸ごと無料で読めるアプリもあります。