月刊 国民生活 2010年10月号

カテゴリー:月刊 国民生活 投稿日:

①チェックチェック!苦情相談
詐欺的出会い系サイトの高額ポイント料金支払いで多重債務に
・無料の占いサイトを利用したら、同時に出会い系サイトにに登録されたというよくあるパターン。
・多くのメールが来るようになり、最初は普通の会話を続けながら9ヶ月間400万のポイントを利用した。
・典型的なパターンです。なぜ、長期間気付かずに続けたのかと思うかもしれませんが人間心理の世界です。この心理を理解してこそ、レベルの高い相談対応ができます。当然ながら、過去を責めてはいけないのはお分かりでしょう。
・私にも送られてくるメールの実物を公開していますので参考にしてください。
【別館】ネット関連情報

②暮らし注意報
映像配信サービスのトラブル急増
映像配信サービスは、映画やテレビ番組を見たいときに格安でいつでもみれるというもので、主に光回線を持っているケーブルテレビやプロバイダーなどで提供されています。
レンタルビデオにいかなくても見れるという大きな特徴で便利なサービスです。
しかし、こんな素敵なサービスでも勧誘方法に問題があることが多いので残念です。
本当に必要な人はあまりいないと思いますが、最初の1ヶ月は無料です、などの勧誘で解約トラブルが多いのです。
ビデオオンデマンド(映像配信サービス)について、しっかり知っておいてください。
機会があれば解説します。

③暮らしの判例
保険の乗り換えと説明義務違反
・高齢者が保険代理店担当者の勧誘により簡易保険を解約して終身保険等に転換されたことについての判決です。
・保険勧誘の違法性・・・適合性原則違反、説明義務違反、特別利益の提供等の禁止違反
・無効取り消し事の有無・・・公序良俗違反、錯誤、消費者契約法違反(重要事項の不実告知、不利益事実の不告知)
・どんな法のどこに違反するかなどを論理的に説明しているので勉強になります。

④消費者訴訟を学ぼう 消費者訴訟の現場から
欠陥住宅に住むことは利益?
・欠陥住宅の建替えにあたり、今まで住んでいたことに対する利益を損益相殺できないという最高裁判決です。
・関西消費者協会の消費者情報9月号にも同様の記事が掲載されていました。
・重要な判決なのでしっかりチェックしておいてください。

⑤法令から読む食品表示のウラオモテ
変わる食品行政
14回のシリーズの最終回ですが、消費者庁について書かれている部分を一部紹介します。
・消費者庁には、農林水産省や厚生労働省のようの「業界」を気にする必要がないのですから、純粋に消費者目線からの企画が期待できます。
・消費者庁は・・・・ほかの大臣に「口出し」もできるようになりました。
・悲しいかな世の中は不況の真っ只中・・・・新たに公務員を増やすわけにもいかず、ほかの省庁からの定員を振り分けてもらい・わずか200名余りの小さな所帯で発足することになりました。
(コメント)縦割り行政を打破できる仕組みはすばらしいですが、マンパワーの不足など、まだまだですが、今後期待したいです。

⑥相談員のひとりごと 相談に学びながら
聴くことのことを重ねて
・重要なフレーズがあります。
抜粋
『普段は早口なのに相談対応になると「ゆっくり話すのですね」と相談員仲間に言われ、初めて気が付いた。』
・話し方は重要です。このように、臨機応変に切り替えることができる能力を身につけてください。
・普段早口で、相談も「早口」かつ「専門用語を使う」かつ「相手の話を聴かず話し続ける」という最悪の話し方にならないように肝に銘じてください。しかし、このような状態に陥っても自覚症状がありません。周りもあまり指摘しません。赤信号に気が付いてください。
・話し方のスキルについても別途解説したいと思います。

国民生活センター http://www.kokusen.go.jp/ncac_index.html
月間 国民生活

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