人材、人財、人在

テレビ東京系列の「カンブリア宮殿」という番組で、2009年7月20日の大和ハウス工業の樋口会長がゲストのときに、とても印象に残っている言葉がありますので紹介します。

会社の人材には3種類ある
人材・・・普通の人
人財・・・会社に無くてはならない人で、こういう社員が育ては企業は強い
人在・・・会社にへばりついている人で、不要な社員

ネットでいろいろ調べてみると、人材には、いくつかの当て字があるようです。
人材・・・一般的な表記。企業活動上での人的な「材料」との考えを示したもの。
人財・・・技能等を習得し、長期にわたり企業を支え、利益をもたらしてきた人のこと。
人罪・・・利益ではなく、企業に損害を与える人のこと(例えば、入社してすぐ辞める人など)。
人在・・・言われた仕事しかせずただいるだけの人のこと。

ぜひとも、すばらしい人財を目指してください

(参考) カンブリア宮殿 http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/index.html

3D映像機器の悪影響

トレンド情報で「3D映画」のことを書いたところですが、偶然、3D映像機器についてのニュースがありました。

スポニチのサイトから転載しました。
http://www.sponichi.co.jp/
子どもの発達に悪影響も?家庭用3D機器に指針
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100419103.html

電子情報技術産業協会(JEITA)など3団体は19日、3次元立体(3D)映像機器を家庭で安全に楽しむためのガイドラインを発表した。5歳前後までの子どもには発達に悪影響が出る懸念があるとして大人の対応を求める一方、映像が二重に見えたり違和感のある場合は視聴を控えるよう勧めた。
3D映像は右目と左目用の映像を交互に高速で再生して立体感を出す。ガイドラインは映像のズレが大きいほど立体感が大きくなる半面、目が疲れやすくなると指摘。
特に視覚の「立体視機能」が発達段階にある5歳前後までの子どもが、立体感の強過ぎる映像を見ると悪影響を受ける可能性があるため「大人が視聴の可否を判断し、時間制限をするのが望ましい」と強調した。
快適な視聴のためには、少なくともテレビ画面の縦の長さの3倍に当たる距離まで離れて、両目を水平にした姿勢で見るよう指示。映像に違和感を感じた場合は休憩するか、機器の設定に間違いがないかを確認するよう促した。
一方、映像製作者に対しては過度な飛び出し映像は避けるよう要請。映像機器の製造者には、3D映像特有の疲労や対処法などを説明書に記載するよう求めている。
3D対応テレビはパナソニックが国内で初めて23日に販売し、ソニーなど電機各社も相次ぎ発売を予定。今年は「3Dテレビ元年」といわれ、家庭用の3D対応機器の普及が期待されている。 [ 2010年04月19日 18:50 ]
以上が引用です。
(この形の引用・リンクはOKですよね。もし著作権に違反してたら削除します)

また、4月20日の日経産業新聞にも、かなり詳しく解説されています。

映画だけでなく、テーマパークなどでも3D映像を見る機会がありますね。
私は酔ってしまいます。やっぱり悪影響はあるのでしょうね。

電子情報技術産業協会(JEITA)のHPです
http://www.jeita.or.jp/japanese/index.html
家電メーカーの業界団体です。
ちなみに、PL協会もありますが、家電製品全般に対する規格等の統一要望はここへ申し出るというのはご存知ですよね。

(平成22年4月20日 初稿)

3D映画

4月19日の日経産業新聞に「3D映画 旋風到来」という記事が掲載されていました。
3D映画とは、日経MJの記事のときにも書いた「アバター」のことです。
現在は第2弾として「アリス・イン・ワンダーランド」が公開されており、アバターをしのぐ勢いだそうです。
その特集記事の中に、アメリカの映画館の一部でこれを商機とみて3D映画を値上げする動きがあるそうです。
ニューヨークのある映画館では大人料金が2ドル値上げして約19.50ドルになったとのことです。
しかし、子供向けの3D映画の興行成績が予測を下回っているそうです。
冷や水を浴びせねないととしています。

日本だったらどうなるのでしょうね。
もし、値上げとなれば、消費者センターでも苦情を受けるかもしれませんね。
適切な苦情窓口を紹介したり、センターから申し出たりするのが、本筋でしょうね。
それもひとつの方法ですが、やはり、その場で解決する道を選ぶほうがよりよい選択だと思います。

ポイントとしては、価値観の問題でしょう。
値上げを受け入れてまでも見る価値があるのかどうか。
普通の映画と違って3D映画にその価値があるのか。
たとえばディズニーランドがさらに内容を充実させるために値上げをしたとしたら、どのような反応でしょうか。

そこで実体験がものを言うのです。
これは、相談員に必要な知識でもお話したところです。
もし、「アバター」や「アリス・イン・ワンダーランド」を3D映画で見たことがあり、すばらしく感じたなら、そのことを話してみてください。
お互いの実体験を通して共感を得ることができるかもしれません。
そんな対応を目指すという方法もあります。
逆に面白くなければ、それも同様です。
相談員と消費者という関係から、共感を経て、1人の人間と1人の人間としてコミュニケートしステップアップする。
それも素敵な関係じゃないでしょうか。

しかし、実体験がなければ、さらに、3D映画自体知っていなければ、相談員と消費者とは平行状態のままです。
結局、どこかを紹介することになるでしょう。
そのこと自体が苦情になったりします。

スマートな相談対応をしたいですね。

(平成22年4月20日 初稿)