「地域体制の在り方」意見交換会 第2回(2013/11/20)
消費者の安全・安心確保のための「地域体制の在り方」に関する意見交換会 2013年11月20日
開催分について、配布資料が掲載されていますので、相談員関係の部分を紹介します。
消費者庁HP
ホーム > 地方協力課 > 消費者の安全・安心確保のための「地域体制の在り方」に関する意見交換会
http://www.caa.go.jp/region/anzen_anshin.html
資料4 消費者の安全・安心確保のための「地域体制づくり」の考え方-骨子案-[PDF:318KB]
http://www.caa.go.jp/region/pdf/131120_shiryo4.pdf
最終的にこの骨子案を基にした報告が行われると思います。
この中の「4.消費生活相談員・消費者行政職員の確保と資質向上」が関連する箇所になります。
Ⅰ.基本的な考え方
Ⅱ.目指すべき「地域体制」のイメージ
Ⅲ.「地域体制」づくりのための方策
1.地域ネットワークの構築
2.消費者関連情報の活用に向けた基盤整備
3.消費生活相談体制の強化
4.消費生活相談員・消費者行政職員の確保と資質向上
※資格試験が国家試験ではなく、複数の試験が対象となるという考え方は、初期の目標とは離れてきたような気がします。どちらかというと、ゆるゆるになったような感覚を持ちます。また、実技試験はなくて研修で実施するということだったのに、実技試験等が実施されることになっていますね。「等」とあるのでどのような形になるのか分かりませんが、判断基準をきつくすればハードルが高くなるので、どうするのでしょうか。もちろん、現職は免除というおまけをつけると思います。この方法だとアドバイザー試験との格の争いをせずに済みますね。アドバイザー試験の2次試験面接が実技試験等にまるまる該当するという奥の手もあるのでしょうか。それとも、アドバイザー試験に相談員資格コースとして実技試験を追加するという選択肢を加えるのでしょうか。また、国民生活センターの消費生活専門相談員資格は「国民生活センター」が登録試験機関になるという裏技が実現して、結局、今の試験制度に実技試験が加わるというパターンに落ち着くのか注目ですね。
資料9 消費生活相談員の資格保有状況[PDF:196KB]
http://www.caa.go.jp/region/pdf/131120_shiryo9.pdf
※この表はすごいですね。
資格保有相談員数と無資格相談員数が地域別で正確に数字が出されています。
地方によって明確に分かれています。
一般の消費者や行政職員、有識者が、この表を見ると不安を抱くかもしれませんね。
また、資格を持っていない相談員は、後ろ髪をひかれる思いかもしれません。
資格は単なる資格にしかすぎませんが、単なる資格が形の上では重要なのが、資格職の世界です。
資格を持っていない相談員は何が何でも資格を取得して欲しいと思います。