「マズローの欲求5段階説」は、自己実現理論とよばれ、アメリカ合衆国の心理学者・アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものです。
「人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、低階層の欲求が充たされると、より高次の階層の欲求を欲するというもの」で聞いたことがある方もおられると思います。
モチベーション(動機付け・やる気)理論の一つでもあります。
私は10年ほど前にこの話を聞いたことがあるのですが、単にこの理論の説明だけだったので、他人事でした。
しかし、これを自分の仕事に対するモチベーション・意欲・やる気・将来どうしたいのかなどを意識したところ、この理論の考え方がより身近になりました。
そして、これを読まれている相談員の皆さんがピラミッドのどの段階にいるかということを考えることで、スキルアップへのモチベーションにつながるのではないかと考えています。
「マズローの欲求5段階説」については様々なサイトで解説されていますが、ピラミッド型の図が有名ですね。
次回は、この「マズローの欲求5段階説」を相談員という仕事とスキルアップに結び付けて考えたいと思います。