マンション住人のトラブル その1

カテゴリー:実践, 会員用ページ(再掲) 投稿日:

ケーススタディとなる題材を紹介しますが、実は題材を紹介するだけで、正解へのヒントが出ているのです。
相談対応の流れでも解説しましたが、複雑な相談は、箇条書きで文章に書き出したら問題点がはっきりします。
そして、問題となる部分を事実か感情かに分けます。
1つ1つ、それに対しての解決方法を考えます。

したがって、大事なことは、相談内容をしっかり文章に書けることです。
実はこれができていないことが多いのですね。
PIO-NETの文章を読んでも何がいいたいのか分からない相談があります。
また、相談員資格の法的位置付けの検討会でも、文章作成能力が指摘されています。

消費生活相談員資格の法的位置付けの明確化等に関する検討会中間報告より抜粋

【文章作成力】
また、消費生活相談員が相談で得た情報については、他の消費生活相談員との間で共有し、全体としての相談対応力の向上に繋げるとともに、事業者に対する指導等により消費者被害の拡大防止・未然防止に結び付けることが必要である。そのため、消費生活相談員は、相談内容や処理結果等を的確に文章にして、他の消費生活相談員や消費生活センターと共有するためにPIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)に入力したり、法執行や事業者指導等を行う部局に情報提供することが必要である。

この文章を作るということもスキルであり、できない人はスキルアップのために勉強をしなければなりません。
しかし、そのような研修はありませんね。そういう研修も私はやってみたいです。



さて、今回のケースの紹介です。知人からの相談で、リアルです。
なお、相談されたばかりなので実際の答えはまだ出ておりません。

相談内容・・・消費者センターで相談を受けた相談員の立場から助言してください

知人(相談者)は15戸ほどの分譲マンションに賃貸で入居している。
2年ほど前にマンションの管理会社が変わってから、郵便ポストの中のチラシが勝手に出されて処分されていた。
管理人がきている週3回の日と同じなので、管理人がポストの鍵を勝手に開けてチラシを処分しているようだ。
また、管理人は関係のない日にもマンションに来てウロウロしているので気味が悪い。
マンションの理事長に相談して管理会社に苦情を言ってもらったところ、しばらくは収まったが、最近、また同様の状況が起こっている。
そこで、ポストの鍵を交換して番号を変えた。しかし、変わらずチラシが処分されていた。
鍵を変えたのに中を開けて勝手にポストの中を見るのは問題ではないか?何とかやめさせたいが、どうしたらいいのか?

みなさんもぜひ考えてください。もしよかったら、意見もコメントしてください。
※なお、上に書いた内容だけででも、その裏には、人間関係やそれぞれの立場などが複雑に入り混じっているので、単純なものではありません。
また、消費者センターとして、どこまで関与できるのかというのもあります。

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