モチベーションを維持する方法(キムタツブログより)

2010年4月24日に「やる気さえあれば学べる(キムタツブログより)」https://soudanskill.com/20100424/32.htmlという記事を書きました。

灘中学校・灘高等学校 英語科 木村達哉オフィシャルサイト
「キムタツブログ」
http://blog.kimu-tatsu.com/
関西弁で書かれています。

今回は、2012年6月25日の「モチベーションを維持する方法」を紹介します。
http://blog.kimu-tatsu.com/archives/5349

一部抜粋

いまモチベーションについてのコラムを書いています。よく受験生から「どうすればモチベーションが上がりますか」と聞かれることがあります。
あるいは社会人の方からも「モチベーションを維持する方法は何でしょう」と尋ねられて困ることがあります。

それは必死になることですとしか言えません。

モチベーションが維持できない理由は3つ。

1.必要性がないのに何かにチャレンジしようとしている。
2.目的がないのに何かにチャレンジしようとしている。
3.チャレンジし始めたはいいけど、計画性がない。

この3つのいずれかやと思うんです。

例えば勉強して大学に入ってやろうと思っている人がいたとします。将来は立派な人物になって日本を支えてやる!という作文を書いていたりする。

あるいは「将来は医者になって、この世から病気をなくしてやる!」なんて大層な決意文を書いていたりする生徒がいたとしましょうや。

この人が鼻くそをほじりながら漫画を読んで「なかなかヤル気出ませんわ」と言うてたとしたらどう思いますか。

要するに「どうせ自分が日本を支えるなんてできるわけないわな」と思ってるのです。自分がやる必要なんて感じてない。

あるいはそれほど医者になろうなんて思ってない。目的意識がないわけです。

あるいは、ではそのためにはどういうことをしなければならないのかを掘り下げず、適当に龍馬モノなどの本を読んでいたりする。計画性がないのです。

逆に考えてみればですね。

1.必要性のあるものにチャレンジする。
2.目的意識を持たざるを得なくする。
3.綿密なる計画を立て、それを周囲に公表する。

というようなプロセスを経ることで、モチベーションを維持せざるを得なくなります。

必死さが足りないのには理由があります。ならば必死さを生み出すための工夫をすればいいのではないかと思っています。

僕は必死さ、気合い、気迫、そういったものこそ何かを成し遂げる上で最も重要だと考えています。スキルはその次です。

自分の授業をなんとかしないと教員なんて続けていけないなと思っている先生と、なんとかしたいなと思っているレベルの先生とでは絶対に差が生まれます。

そのうえでスキルを知ることで、前者の先生はかなり伸びます。真剣さが違う。

自分で自分を高めるためには、そうせざるを得ないように自分を持っていくことです。
そうせざるを得ないように、工夫するのです。

そうでないと人間甘えてしまいますからね。

(以下はHPでお読みください)

相談員として、当然ながら正義感を持って仕事をしていると思いますが、自分自身でテーマを持って取り組んでいくことも、さらなるモチベーションアップにつながるのではないでしょうか。
テーマは個人個人異なっています。消費者啓発や消費者教育の場合もあります。
ちなみに私のテーマは「相談員のスキルアップへの貢献」です。
みなさまのテーマは何でしょうか?
それを思い切って口に出してみてはどうでしょうか。
文章にしてみてはどうでしょうか。
コメントしてみてはどうでしょうか。