ユニクロを持っている人でも、1点は長く使いたい、思い入れのあるものがある
1点豪華主義
そういうものにケアメンテサービスを
例えば、カシミアのコートの風合い変化などは、仕上げにブラッシングをして毛並みをそろえればいいのだが、手作業では仕上げだけで2000円は欲しいところだが、激安の料金では割に合わない。そして、そのことをクリーニング店も説明できない
客の信頼を得るクリーニング革命
①電子カルテで元通り
・・・ボタンをすべてとる、写真を撮る、サイズを測る、汚れや傷を記録する
②カウンセリングで全て納得
・・・その後、クリーニング方法について、リスクも含め、客に説明し作業にかかる
最後に社長の土下座の事例です
クリーニング店が原因の事故は基本的にクリーニング賠償基準で賠償額が決まります。
それは、種類と経過期間で機械的に決められています。
そこには、さきほどの毛皮のコートのような、思い出は含まれておりません。
したがって、非常に安い賠償額の査定になることが少なくありません。
それが消費者の怒りを増長することもあります。
クリーニング業者の中には、「賠償したらいいだろう」的な考えの業者もいます。
しかし、私がいつも言っているのは、「謝罪ありき」の賠償ということです。
思い出の品を元に戻せといわれても戻りません。
何とか賠償金で許してもらえないでしょうか、というスタンスが大切です。
許してくれたとしても、思い出料金は含まれません。賠償基準では思いのほか安い金額になります。
消費者センターも賠償基準の金額は一般的に妥当であるとしています。
だからこそ、最初にしっかり謝罪しておくことが解決への道筋につながるのです。
今回の番組はクリーニングの姿をいろんな方向から考えるきっかけになると思います。
理想と現実は異なります。
消費者センターでは理想を求めることもいいのですが、現実に目の前にある相談を解決することが優先されます。
クリーニング業者の言うことが正しく、消費者に原因がある場合もあります。
その場合、消費者に事実を説明したとしても、相談員が消費者から罵倒されることもあります。
相談者とのコミュニケーションの中で、今回の番組をヒントにじっくり話をすることもひとつのヒントになるのではないでしょうか。
※クリーニング苦情の対応については別の機会に書きたいと思います。
※ハッピーのHPはこちらです
http://www.kyoto-happy.co.jp/