このサイトは平成22年3月に個人的な趣味で始めました。
最初は特に将来どうするのかということは意識していませんでした。
【ブログによる情報発信のきっかけ】
私がネット上でHPを作成するようになったのは9年前のことです。
ある人のサイトがきっかけで、とある活動を10年ぶりに再開することになりました。
それ以来、情報発信や掲示板での交流、そして現実での交流など、ネットのツールは生活を変えるほど素晴らしいものであると実感しました。
その後、ブログ(最初はウェブログという正式名で呼ばれていました)というツールが出現し、一方向の情報発信からクラウドでの双方向の情報発信交流の時代となり、私もブログに活動の場を移し、いくつかの趣味のブログを開設・管理してきました。
そのときに、ドメインを取得したりレンタルサーバーを借りたりと本格的にサイト(CMS)の運営の勉強を始めました。
※ブログ・CMSというのは現在のPIO-NETと同じで、ネット上に構築されたWEBSITE(クラウド)に接続することで、どこからでも作成更新ができるものです。それまでは、昔のPIO-NETと同じで、専用システムをインストールした特定のパソコンからのみ更新することができるものでした。
【このサイトの開設のきっかけ】
仕事の面では、架空請求ピーク後の数年前から相談現場でのコミュニケーション能力の難しさや相談内容の複雑化・専門化、行政で実施される研修についての限界や課題を感じる日々をすごしていました。それならば、「自分の気持ちを発信してみよう」と、思いつき半分で始めたのが「消費生活相談員スキルアップ講座」です。
その後も消費者問題がますます複雑になっていき、また、消費者行政では相談員の資質が問われるようになってきたものの、相変わらず、本当のスキルアップへつながっているような気がしません。また、基金をふんだんに使ったものの十分に果たせているのだろうか...と。
特に、地方の相談員や少数職場の相談員と都市部の大きなセンターとの差は広がるばかりに感じます。
もっと情報を知りたい、もっとスキルアップしたい、という意欲を持っていても、それを実現できる環境が整っていないセンターや相談員は少なくないと思います。
他力本願にならず、自力で成就する手助けがこのサイトです。
【このサイトを本格的に運営したいわけ】
行政の力では、相談現場および相談員のスキルアップが十分に果たすことは難しい、というより、行政ではできることに限界がある。ならば、私がこれまでに培ってきた能力を活用して、草の根からの相談員の支援を仕事としてやってみたい、と思い始めました。
やらされる勉強ではなく、自分から進んで勉強する環境を作り、本音から、問題点を考え、行政では言いにくいことも、きちんと表現する。そして、相談員同士の交流の場や、これからの相談員を全国の相談員で支える支援の場をつくりたい。さらには、リアルで勉強・交流できる場を開きたい。
行政の研修等が川上からの支援であるとすれば、私は川下からの支援をし、その両輪で相談現場と相談員のスキルアップの向上を目指したい、と考えています。
【会員制サイトにする理由】
このサイトの運営は容易ではありませんし、十分な内容でもありません。もっともっと充実させたい。しかし、ここに費やすことのできる時間は限りがあり、本格的に運営しようとすれば、仕事の時間に置き換える必要があります。さらに、私自身は消費者行政の世界からいつはなれてもおかしくない立場にあります。そうなれば、もう消費者行政の世界に戻ってくることはなくなると思います。そうすると、このサイトの継続も難しくなります。
どこまでのものかは分からないですが私の得た能力を活かし、「相談員のスキルアップ」という社会貢献をしたい。
できれば、このサイトの運営を仕事にしたい、と思っています。
(一部削除)
もう一つ会員制にする理由として、「一般の人がサイト訪問しないようにする」ということがあります。大手検索サイトにはインデックスされないように設定していますが十分ではありません。突っ込んだ内容や実名にも触れるため、会員限定としています。
【匿名である理由】
このサイトの内容は「職務上知りえた秘密」に該当することがないように、一般論化するなど配慮して記事を書いています。
しかし、私個人の存在が公になると、周りに迷惑と誤解を与えることにもつながります。
以上のことは、実名を公表したほうが信頼性が高まるというメリットをはるかに上回るデメリットです。
実名公表はこのサイトが独立するまでしないつもりです。
私の詮索もご遠慮いただきますようお願いします。
そして、独立しなければ実名を知られないまま終了することになります。
このあたりの微妙な私の立場をご理解いただきたいと思いますし、サイトの内容から「私」という人間がどんな人間なのかを判断していただきたいと思います。
【メッセージ】
このサイトのバックナンバーをご覧になり、私の思いに賛同いただけるなら、会員登録していただきたいと思います。
そして、将来、このサイトが独立できるかを一緒に見守っていただき、また、支援していだけたらうれしいです。
平成24年11月4日 「かんりにん」より
(その後に一部修正)