携帯電話 新料金プラン 3社そろいました
通話し放題という新プランが3社とも発表されました。
結局は、2700円という基本プランで横並びになりました。
重要なポイントとして、旧料金のプランはどうなるのか?ということで、3社で微妙に扱いが違うようです。
私がこれまで主張しているとおり、この新料金プランは、データー通信を家族で分け合うという名の下に巧妙に仕組まれた「値上げ」だと思っています。
通話が減っている時代に、あえて通話し放題とするのはいいのですが、そこで料金を大幅に上げるというのは実情に沿わないです。電話をほとんど使わない人にとっては不要なかけ放題です。
すなわち、780円や980円の基本プランが、どさくさにまぎれて消滅し、2700円の新プランのみになるということです。
ただ、実際に、この旧プランが残るかどうかについて、3社で違いが出てきており、この違いが混乱や、差別化を生み出す可能性があります。
さらに、学割も適用除外になるようです。うかつにプラン変更するととんでもないことになるかもしれません。
現時点で私が理解している違いを紹介します。もしかすると、間違いや変更等があるかもしれませんがご了承ください。
共通点として、3Gは従来のプランは継続されますが、いまや3G携帯は限られています。
ドコモ
「カケホーダイ&パケあえる」
(旧)基本料金・・・タイプXiにねん・・・743円 → 「タイプXiにねん」「タイプXi」は2014年8月31日(日曜)をもちまして新規受け付けを停止
9月以降は、新料金プランのみ・・・(2年契約)カケホーダイプラン(スマホ/タブ)→ 2,700円、カケホーダイプラン(ケータイ)→ 2,200円
ソフトバンク
スマ放題
(旧)ホワイトプラン・・・ホワイトプラン・・・934円 → 「ホワイトプラン」は2014年8月31日(日)をもちまして新規受け付けを停止
9月以降は、新料金プランのみ・・・(2年契約)通話し放題プラン(スマホ)→ 2,700円、通話し放題プラン(3Gケータイ)→ 2,200円
au
カケホとデジラ
(旧)LTEプラン・・・934円 → 今のところ終了の表記なし
9月以降も両プラン存続?・・・(2年契約)電話カケ放題プラン(4G LTEスマートフォン)→ 2,700円、電話カケ放題プラン・・・(auケータイ)→ 2,200円
共通している点は、電話かけ放題がスマートフォンでは2700円、ケータイでは2200円ということです。
さらに、ケータイでも3Gの場合はかけ放題と旧プランが選択できるようですが、4Gについては差があるような感じです。
注目すべきは、auの店頭で聞いた限りは、スマートフォンも、旧プランが継続するとのことです。
HPにもドコモやソフトバンクと同じような8月で終了する表示が今のところないので、その可能性はあります。
ただ、新料金は8月13日の受付開始となっており、変更される可能性があります。
私自身も、料金プランの全体像をつかめていませんので、なんとも言いようがないですが、新料金プランの相談対応には、横並びのようですが、3社で微妙に違う点もあり、割引プランもさまざまですので、うかつに回答できないのではないかと思います。また、販売店の店員自身もよく理解していない可能性がありますので、契約トラブルになることも十分考えられますね。
特に、データシェアは分かりにくいですが、一番安いデータパックについては制限がある場合があり、やはり、総額にすると今までと変わらない、もしくは値上げになるような感じです。家族契約している人には有利さがあるかもしれませんが、1人だけの契約だと、値上げとしか考えられませんね。消費者トラブルは1人契約に多いので困ったものです。ただし、最近の若い人は携帯の料金については細かく考えていない場合もありますので、中高年層のちょっとマニアな人からの相談があるかもしれません。
今回の記事はわからない部分もあるので中途半端ですが、要するに、新料金プランの相談があったときに、理解しないまま対応すると不利になることもありますし、ある程度のプランを理解していないと、電話でカスタマーに問い合わせたときも、言っていることが理解できないという風になりかねません。パンフレットが出揃ったら、とりあえず、目を通しておいてください。ただし、不利な情報は表示されていなかったりするので、注意が必要です。