ヤフーとCCC、Tカード購買履歴とWeb閲覧履歴を相互提供へ

ヤフーとCCCが提携して、ヤフーポイントがTポイントに統一されました。
この統一は私的にはとてもうれしく、使いにくかったヤフーポイントを活用できると期待しています。

一方、この提携はお互いに持っている購買履歴という個人データを共有して販売促進に活かそうというのはグーグル等とも同じ考え方ですね。
ポイント制度というのは、ある意味、個人情報を売っているようなものですから。
それがいやなら、ポイントカードやクレジットカードは使わず、現金決済にするようにすべきです。

私は個人情報なんて、あってないようなものなので、よほどネガティブな情報でなければ気にしないようにしていますが、世の中にはすごく気にする人もいて、にもかかわらず、ポイントカードを使いまくりという矛盾も生まれます。

購買履歴等の個人情報の取り扱いについては個人情報保護法等にも関連し、消費者行政的には注目すべき事案ですが、現実としてスルーされていくのかなと思います。

ニュースソースで分かりやすいものは
ITpro
ヤフーとCCC、Tカード購買履歴とWeb閲覧履歴を相互提供へ 2014/05/21
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140521/558363/
ヤフーとCCCのポリシー改正と、個人情報保護法改正の行方を展望する 2014/06/06
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20140604/561462/?k3

さて、ヤフーとCCCの購買履歴の相互提供については、初期設定で了解済みになっています。これを拒否することができます。
具体的な、方法について紹介します。
ヤフーは簡単なんだけど、CCCは手間がかかりじゃまくさいです。

相談員として、こういうニュースがあって、手続き方法もきちんとある、ということだけでも頭に入れておいてください。

ヤフーからCCCへの情報提供停止
1.「カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社への情報提供について」(https://agr.yahoo.co.jp/ccc_set_opt)にアクセスし、ログインしてなければログインする。
2.利用中のヤフーIDとCCCへの情報提供が「有効」か「無効」かが表示される。
3.無効にしたい場合は「無効にする」をクリックする。

CCCからヤフーへの情報提供停止
4.引き続き、「CCCからYahoo! JAPANへの情報提供を中止する方法」をクリックする。
5.ポイント通帳(https://points.yahoo.co.jp/book)」にアクセスし、ログインしていない場合はログインする。
画面が表示される場合はログイン、ログイン画面が表示されない場合は”4″に移動。 4.一番下の「Tポイントお問い合わせ番号」を控える。
6.「お問い合わせ」(http://qa.tsite.jp/helpdesk?category_id=3114)ページにアクセスし、問い合わせ内容に「データ提供の停止」と入力し「次へ」をクリック。
7.下の方に「お問い合せ内容入力」すべてを入力、「データ提供【停止・再開】選択」の【データ提供停止】にチェックを入れ、「入力内容を確認」ボタンをクリック。
8.確認ページが表示されたので確認して「送信する」
すべて入力するのに気持ちが折れます。ここはもっと簡単な方法でお願いしたいです。

まさか、この方法について消費者センターに問い合わせがあるとは思いませんが、あった場合は↓このあたりでしょう。解説サイトもいくつか検索すればあります。
CCCへの「情報提供の停止、再開」受付ページ、不具合解消のお知らせ
http://docs.yahoo.co.jp/info/notice/140617.html