お母さんの手

今日、スーパーで子供の頭を手の平で叩いているところをみました。
お母さんが挙げる手を見て子どもがびくびくしていました。

お母さん、その手は子供をやさしく包み込んであげる手じゃないの?
少し悲しい気持ちになりました。

でも、私たちが思っているような常識は本当は常識ではないのかもしれません。
そんな悲しい事件がたくさん発生しています。

人と犬を一緒にするのもなんですが、飼い犬にとって飼い主の手が、ほめてなでてくれるうれしい手になるのか、たたかれる怖い手になるのかは飼い主次第です。

一瞬の激しい感情が、すべてをぶち壊すことがあります。
相談現場では感情のもつれからくるトラブルが非常に増えています。
一度こぶしをあげると、なかなかおろすことができなくなります。
本当はちょっとした気持ちの行き違いがあっただけなのに。

相談業務も大変です。

さみしい世の中になりました。